スタイリスト小川夢乃の10年後も愛用したいエルメスの腕時計。

自分のスタイルを大切にするスタイリストやエディターなどファッションのプロに、いまも愛用し10年後もきっと好きなものを聞きました。エターナルかつ自分らしいスタイルを作る上で欠かせないものとは? 今回は赤髪×眼鏡がトレンドマークで色彩豊かなスタイリングが得意なスタイリスト小川夢乃さんにとって、10年後も愛せる名品をご紹介。

スタイリスト・小川夢乃さん
▶︎▶︎エルメスの腕時計「ギャロップ ドゥ エルメス」

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エルメスの腕時計「ギャロップ ドゥ エルメス」シリーズは、カリフォルニア出身のデザイナー、イニ・アーシボングにより2019年に誕生。エルメスのルーツと深い関係がある"乗馬"からインスピレーションを得た。馬に乗る時に足を乗せる鎧(あぶみ)のフォルムに似た、丸みを帯びたケースが特徴的。

「鎧(あぶみ)をモチーフにしたモダンなフェイスが気に入り、なにか特別なタイミングで購入したいとずっと思っていました。このタイミングを逃したら多分次はない......と、40歳の記念に久しぶりに訪れたパリの店舗で購入しました」

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10年後も愛せる理由は、「シンプルながら特徴的なデザインでどんなスタイルにもなじみつつ、いい塩梅にスパイスを効かせてくれるところ。存在感がありすぎず、アクセサリーとの相性も抜群なところ」だと話す。

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普段は、家族行事や仕事で気合いを入れたい時など、少し特別な日に着用。自分の気持ちを上げてくれる"お守り代わり"で着けているそう。

10年後は、どんなスタイリングに合わせていたいと思いますか?という問いに対し、「10年後も東京で暮らしていると思うのですが、いまよりもっと自分に味が出ていると思うので、服装はシンプルなスタイルになっているはず! その頃には、エルメスが自然と似合うようになっている予定(そう願っているw)なので、毎日身に着けているかもしれません。

カシミアのハイゲージニットにデニムなど、カジュアルながらも質の良い服を着て、白髪を適当に束ね、リップと眼鏡も忘れずに......。そんなパリジェンヌ的着こなしの手元にほかのアクセサリーと重ねて、この腕時計をナチュラルに着けられたら素敵だなと思っています。10年と言わず、その後もずっと。いつか子どもたちに受け継いでいけたら......そんなことを夢見ています」と「ギャロップ ドゥ エルメス」への深い愛を語ってくれた。

小川夢乃/YUMENO OGAWA
スタイリスト
杉野服飾大学を卒業後、ニットメーカーにデザイナーとして勤務。2010年よりスタイリスト椎名直子に師事し、12年に独立。雑誌を中心にカタログや広告など幅広く活躍中。
Instagram:@yumeno_ogawa
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