LAのキャンドルクリエイターと猫の、ヘルシーな暮らし。【前編】

NEKO DECO 2016.01.27

世界の猫好きクリエイターたちのお宅を訪問し、そのライフスタイルやインテリアを紹介する新連載「NEKO DECO」。フォトグラファーYoshihiro Makinoがガイドとなり、猫のいる素敵な暮らしを撮り下ろします。記念すべき第1回は、ロサンゼルスを拠点に活躍するキャンドルクリエイターのウェンディ・ポーリッシュと、愛猫サニーのライフストーリーをお届け!

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クリーンな空間に、アートピースが調和。

ラグジュアリーブティックキャンドル「LE FEU DE L'EAU」を手がけるウェンディ。2011年にブランドをスタートし、1960年代後半のキャンドルからインスピレーションを受けたハイエンドなクリエイションを展開している。"LE FEU DE L'EAU(=水の中の火)"というネーミングは、キャンドルの造形に金型を使用せず、水中で固める製法を用いていることに由来。

そんな彼女が映画監督の夫、15歳の愛娘、そしてアビシニアンミックスのサニー(10歳・♂)と一緒に暮らすのは、アーティストが集まるヒップなエリア、シルバーレイク。LAの太陽がヘルシーに差し込む一軒家は、白を基調とした清潔感のあるインテリアで、素材の質感を大切にした家具が豊富にあしらわれている。なかでもキャビネットに飾られた雑貨類は、エコパークやシルバーレイクに住む友人たちが作ったもので、自然のマテリアルとアートが調和した空間を演出。地下にはスタジオがあり、「LE FEU DE L'EAU」のビジネスのほか、グラフィックデザイナーとしての仕事場としても利用している。

LE FEU DE L’EAUのキャンドル。$62.00

暖かい日差しの中でキッチンに佇む、アビシニアンミックスのサニー。

リビングの中央に置かれた観葉植物。土台にアートブックを活用するのも斬新だ。

Bari Zipersteinの花瓶(写真左)、Tracy Wilkinsonの作品(中央)、とビンテージショップで購入した キャンドルホルダー(写真右)。

素材の質感を大切にしたアートピースたち。

サニーとLE FEU DE L’AUのキャンドル。丁寧に飾られたラナンキュラスとビタミンたっぷりのフルーツ。上質な暮らしがうかがえる。

キャンドルにはさまざまなカラーがある。

【Profile】
Wendy Polish / ウェンディ・ポーリッシュ

南カリフォルニア出身。カリフォルニア州パサデナにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインでBFAを取得。
テキスタイルや製品パッケージのデザイン、ブランディングだけでなく、オンラインメディアを含んださまざまな媒体のデザインも行う。彼女の父が1960年代に創案した、型を使わず水中で固めるワックス製法を採用し、2011年にラグジュアリーブティックキャンドル会社「LE FEU DE L'EAU」を友人ジョー・ストレッテルと共同設立。精巧なファインアートプロジェクトとして、国際的な支持を得ている。
http://lefeudeleau.com/

photos:YOSHIHIRO MAKINO

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