こんにちは、吉田パンダです。
先日の続き、2月末の話になりますが、父&兄を連れて今度はパリから南東へ300kmにある、ワインとマスタードの町ディジョンへ行ってきました。パリからの一泊二日、モンサンミッシェルも無論候補だったのですが、冬は何と言っても寒さが厳し過ぎる...と避けたものの、蓋を開けてみれば僕らが訪ねた当日はディジョンの方が寒かった(雪)...がくっ。
「古より栄えし都...14-15世紀には現在のベルギー、オランダまでをも支配していたブルゴーニュ公国の首都、ディジョンに...キターーーーーーッ!!」
父、ヨシダミツオ一世73歳です...。
町を見学した後は、ディジョンからグランクリュ街道を下り、ロマネ・コンティの畑にも詣でて来ました。
「スーパー・ロマネ・コンティ・ジャーーーーーンプッ!!」
兄です...。すいません...。
そして翌日は、とあるワイナリーを訪ねました。ご紹介したいのですが、諸事情によりこちらでは掲載できないということで、あづきの写真だけ...。
「ちなみに、わちは飲めませんよ」
えー、これ一枚だけでは寂しい(?)ので、過去に仕事で撮影したブルゴーニュ写真からいくつかピックアップしておきます。
晴れた日のロマネ・コンティ畑。
窓から眺めるピュイ・フッセの風景(だと思う...)。
まあ、まずは一杯どうぞ(恒例です)。
「一杯どうぞ」写真のワインはこちら。
Domaine Cordier Pere et Fils, Pouilly-Fusse Juliette la Grande 2006
騙されたと思って、日本で見つけたら飲んでみて下さい。衝撃の白&ロゼワインですよ。
ちょっと移動してPuligny-MontrachetはDomaine Louis Carillionの収穫風景。
各地からこの時だけ働く収穫人達が集まり、宿舎に泊まりながら数週間を過ごします。
同じくLouis Carillionから、手で収穫されたピノ・ノワール。これが喜びの葡萄酒になるんですねえ、しみじみ。
というわけで、ワイン好きな方はパリからのブルゴーニュ地方探訪もおすすめです。
次回のいぬパリは、愛犬漆黒トイプードルあづきと行くベルリン、もしくは本誌次号予告にあるとおり、魅惑のイスタンブルからお届けします。
どうぞお楽しみに!
おまけは自腹で訪ねたお役立ちリンク。ブルゴーニュ編。
・炭火焼レストラン Le Sauvage
64 Rue Monge 21000 Dijon France
03 80 41 17 33
ご覧の通りの炭火焼。看板だけあって、炭火焼は旨い。でもグラスワインはなぜかイマイチ。
・Caveau des arches
http://www.caveau-des-arches.com/
写真がなくてすいません。ワイン生産者からも人気のレストラン。
僕は普段ブフ・ブルギニョンは頼まないんですが(なぜなら失敗が多いから)、ここのブルギニョンはどこより美味しかったです。もう一度食べたい。
言わずもがなですが、ワインリストも充実。

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida