こんにちは、吉田パンダです。今日も12月18日発売の本誌「ノルマンディー、ブルターニュ特集」と気が早い連動でお送りするいぬパリ。のどかな風景から始まりです。
静かなここには、渋滞も喧噪もありません。
ノルマンディーと言えば、りんごと牛。人より牛の数の方が多いなんていうジョーク(?)がまことしやかに口の端にかかりますが、
それもまんざらウソとも思えないくらいどこにでもウシです。
おかげで落とし物をさっそく踏みました。取材の間中、その匂いは「アロマ」というキーワードが使われることに、、、。
でも、こんな場面を見るとアロマも気になりません。
生まれたばかりの牛の赤ちゃん。なんだかウチの犬にも似ています。
さて、予告通り動物王国です。ここはchateau canonという
シードルを作っている農家ですが、有料の農場はまるで動物園。
本誌では誌面の都合上ここにいる動物は全く掲載されないので、いぬパリで勝手にふっかつです!!
鶏の親子。どこまでもひよこはくっついて歩きます。
ぴよぴよ。
毛むくじゃらの珍しいブタがいたり。
もちろん歩くウールマークも。
「あそんでー」
ロバもいます。すごく人なつこくてかわいいんです、ロバ。
飼うならロバですね。
呆れるほど広い敷地を進んでいきます。
川を渡り、、、
森を抜け、、、
見上げればそこにはツリーハウス。
ここはシャンブルドットもやっていて、敷地内に3つのツリーハウスがあり、そこに泊まることができるんです。登るだけで疲れますが、、、。
食事は上からロープを使って引っぱりあげます。
ちょっとした冒険みたいで楽しそうですね。
ここまで来たら登らないわけにはいかないでしょう。ふー。
上にはベッドのある部屋がひとつ。廻りにはテーブルと簡易トイレです。
中はこんな感じ。たまには電気もないところで過ごすのも悪くはないかも。いぬパリは見られませんが。
下に降りると、今度はラマに会いました。
好奇心旺盛で、ゆっくりこちらに近づいてきます。
何だか宇宙人みたい、、、。
おしまいにはもう、エラいことになってます。
「メエエエエエ、なんかくれメエエエエエ」
はいはい。助けてー。
以上、ふれあい動物園でした!
次回もノルマンディーから。レストランで出会った犬をご紹介します。どうぞお楽しみに。
「あれ、、、、、、、終わっちゃった?
オレ、、、もしかして紹介されてないよね、、、。
ベトナム豚なんだけど。ぶさかわいいっ!なんて言われたりしてさ、
ほんとまいっちゃうよな、、、、ってあれー」

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida