春を想う季節、「フランスで最も美しい村」へ。



こんにちは、吉田パンダです。
窓の下に咲く白い木蓮を眺めては、春を想う季節となりました。
日本同様、パリでもあちこちで東日本大震災で被災した方々を遠くから支援すべく、チャリティーイベントが開催されています。今週末、知人のピアニストが参加するコンサートに僕も足を運ぶことにしました。あの(?)マルタ・アルゲリッチも演奏しますので、お近くの方でご興味があればぜひ。

4月9日 Theatre ADYAR にて
http://www.rivegauchemusique.fr/2010/09/12/test3/
104_001.jpg
「当然わちも"トイプーワルツ"を演奏しますよっ!!」

いやいや、できないでしょ。君はお留守番で応援よろしく。


さて、今週のいぬパリはちょっと街を離れてノルマンディー地方へ。
もちろん、お供はフィガロ・ボヤージュ「北フランスの田舎町へ」です(ほんとに)。別にフィガロに頼まれたわけでも何でもなく、一泊二日でパリから旅するのにノルマンディー地方はちょうどいいんです(パリから200km〜250km)。あづきを連れて、取材した町を巡ってきました。
104_002.jpg
リンゴの村、Cambremerでひなたぼっこ中の猫。

104_003.jpg
「フランスで最も美しい村」のひとつ、Beuvron en Augeはおもちゃ箱のような町並みです。

104_004.jpg
ミニチュアもそのまま。

104_005.jpg
「こんにちは」

はい、こんにちは。

104_006.jpg
こちらもひなたぼっこ。時間がゆっくり流れています。

104_007.jpg
取材の時は立ち寄らなかった町の中心にある小さな教会へ行ってみました。祭壇近くの窓からは光が差し込み、天使の梯子がかかっています。言葉もなく、暫し黙祷。


104_008.jpg
さ、食は命。自分が元気じゃなければ他の誰かも元気にできません、というわけでお昼ご飯は取材でも立ち寄ったCambremerのAu Petit Normandへ。鴨の胸肉シードルソースです。店主のおばちゃんが僕のことを覚えてくれていて、「おかげさまでフィガロを持ったお客さんがたくさん来るよ」と感謝されましたよ!編集部の皆さん。

104_009.jpg
「ヤギですが、何か?」

ちょっと曇って来ましたが、食後はこれまた取材した農園へ。
たくさんの動物が放し飼いになっているここは、歩くだけでも 楽しいです。

Chateau de Canon
14270 Mezidon-canon

104_010.jpg
あづき「あのさ、早く遊びたいんだけど、、もういい?」

はいはい、もう一枚だけ。ちょっと待ってね。

104_011.jpg
いつもは10分散歩のあづきもこの日は草原を駆け巡り!

104_012.jpg
急流を渡り!(←渡ってません。穏やかな川を眺めてるだけ)

104_013.jpg
美人なラマとお友達になりました。

引き続き次回もノルマンディー地方から。
港町Honfleurで知り合った犬を紹介します。
どうぞお楽しみに。


写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
夏の暑さへの準備はOK? 涼しいメイク、ひんやりボディケア。
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.