こんにちは、吉田パンダです。
ずーっと前、犬も関係ないブログを最初に始めるにあたり、
本名で書くのもなんかなあと思って、適当に語呂のいい
"吉田パンダ"という名前にしてみました。
それから一年後に愛犬ブログを始め、本を出すことになり、
あれこれあってフィガロでも犬ブログを書くことになって
いますが、その間ずっと雑誌媒体では本名の吉田タイスケ
で仕事しているんです。
イタリア取材で編集Kさんに「別人だと思っていた」と
言われてびっくり。エー!!!編集部にいながらそんな、、、。
というわけで、本誌では吉田タイスケになってますので、
お間違いのないよう。←誰も気にしてません。
さて、今日は二月以来再び、ひづめの音軽やかなウィーンから
お届けします。
創業1823年、クリスタルガラスの老舗ロブマイヤーが
どれだけ素晴らしいかは後述のサイトを見て頂くとして、
いぬパリでご紹介するのはここで会った一匹の犬です。
この日はPEN10月1日発売号の撮影で訪れました。
クリスタルの撮影は二階の奥にある展示室でさせて
頂いたのですが、当然そこを見たいお客様がいれば
お客様優先です。ついでに(?)お犬様優先。
三脚がなにげに写ってますね。
「ぼく、じゃまなの?」
つぶらな瞳でカメラを見つめるのはスコティッシュ・テリアの
ベンジーくん8歳。ぜんぜん邪魔じゃないよ。
「言っておくけど、タヌキじゃないからね」
誰もタヌキだなんて言ってない言ってない。
ちょっと思ったけど。実は。
「えへへ、じゃあのんびりしちゃおっかな」
のんびりどころか、撮影が終わるまでずっといてほしいベンジー
くんでした。
次回もウィーンからお届けする予定です。
どうぞお楽しみに。

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida