ますます楽しい、ボン・マルシェのインテリアフロア。
PARIS DECO 2019.04.10
デパートのボン・マルシェでは、次々とポップアップが展開される。それはモード館だけでなく、食料品館の2階のインテリアフロアでも同様。夏を前に、6月末までインテリアファブリックのLes Pensionnaires(レ・パンショネール)とサイアノタイプ(青写真)の Invincible Eté (アンヴァンシブル・エテ)という新ブランドも迎えて、白とブルーをテーマにしたポップアップを開催中だ。ディスプレイにはインテリア関係者も一目を置くブロカントのNomibis(ノミビス)からの古い品々を交えて、パリジェンヌライフをよりリアルに表現した売り場となっている。
レ・パンショネールのブルー×ホワイトの清々しいベッドリネン。
アンヴァンシブル・エテのポエティックな植物プリントをインテリアに。
売り場脇には、アンヴァンシブル・エテのアトリエを思わせるコーナーも。
ノミビスのガラスの容器や肖像画など古い品も販売するポップアップ。
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その隣のポップアップは、インテリアファブリックのGabrielle Paris(ガブリエル・パリ)のコーナー。洗練されたフレンチ・エレガンスのプライベート空間を作り上げ、ベッドリネン、クッションなどの新作を紹介している。クオリティの高い素材による美しい日常生活を提案するブランドで、織り方と重さにも配慮して選ばれた麻やコットンを使用。子ども部屋用の商品も見つけられる。インテリアの衣替えの季節。つい、あれやこれやに手がのびてしまいそう。
ガブリエル・パリのこの夏のベッドリネンから。
こちらはシンプルで洗練されたテーブルリネン。
Forget Me Notのブランケットなども、ポップアップに彩りを添えている。
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少し離れた場所では、8月末まで ホームアクセサリーのブランドLou de Castellane(ルー・ドゥ・カステランヌ)の ポップアップストアが開催されている。遠目には、そしてかなり近くに寄っても本物としか思えない美しさの造花を販売。バラ、ラナンキュラスなど一輪から購入可能だ。30年代の古い自転車の荷台には、素敵なブーケの数々が藤のカゴからあふれんばかり。週末はフローリストがいて、好みのブーケも作ってくれるそうだ。
ルー・ドゥ・カステランヌの永遠の花!
38, rue de Sèvres
75007 Paris
営)10:00(日 11:00)〜20:00(日 19:45)
無休
madameFIGARO.jpコントリビューティングエディター
東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。フリーエディターとして活動した後、「フィガロジャポン」パリ支局長を務める。主な著書は「とっておきパリ左岸ガイド」(玉村豊男氏と共著/中央公論社)、「パリ・オペラ座バレエ物語」(CCCメディアハウス)。