リモージュ焼きの白いうつわ、広がり続けるアリックス・D・レイニスの世界。

PARIS DECO 2021.11.02

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アリックス・D・レイニス(左)とミミ・トリソン。美しいふたりによる食器のコラボレーションの次は、ぜひジュエリーを期待したい。

リモージュ焼きの白い磁器でおなじみのアリックス・D・レイニス(ADR)。そのうつわにクラシックな紋章が描かれたカプセルコレクション「Mimi Thorisson × Alix D.Reynis」が発表された。田舎暮らしのライフスタイルと美貌で注目を浴びている料理研究家ミミ・トリソンとアリックスとのコラボレーションである。

18~19世紀のネオクラシックスタイルを好むふたりがインスタグラムを介して暮らしの美学について意気投合したことが、カプセルコレクションの出発点だったという。ふたりは美意識だけではなく、ファミリーを大切にする価値も共有。食器のために愛情、寛大さ、分かち合いを讃える紋章を一緒にデザインした。セラドンブルーのベースに描かれた2頭のドラゴンは絡み合い、力強さと永遠の愛を象徴。周囲にちりばめられている星は、2頭の結びつきから生まれた子どもたちなのだそうだ。左右、ゴールドで描かれたブドウの房は豊穣を意味し、また中国が祖国のミミが現在暮らしているメドック地方にも通じるモチーフ。そして、これらを紋章の上部に描かれたゴールドの王冠が神聖化して……というようにふたりのアイデアから美しい紋章が生まれた。カプセルコレクションはアリックス・D・レイニスの既存の食器をベースにしているが、優美なティーカップとコーヒーカップは新たなデザインである。19世紀のドイツのカップがインスピレーション源だという。パフュームキャンドルは使用後はバスルームやキッチンなどでキャニスターとして使用可能。現代の食卓にクラシカルな魅力をもたらす洗練のコレクションは、自分へのクリスマスギフトにしたくなる。

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カプセル・コレクションの「Mimi Thorisson × Alix D. Reynis」。エッグスタンド(35ユーロ)に始まり、楕円大皿(230ユーロ)までアイテムは10点。

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セラドンブルーの紋章が食卓にエレガンスをもたらす。

さて、このカプセルコレクションに次ぐ新作は“万能軟膏”を意味する「Onguent Universel」。真鍮の縁飾りが輝く白い磁器のピルケースに、白いバームが納められている。カリテバター、ハニーワックス、リシンオイル、アーモンドオイルといった自然素材だけを用いたバームは唇だけでなく、頬など潤いを必要とする箇所にも。アリックスは素材はもちろんだが、器への納めやすさと指先での使用しやすさのために、硬すぎず柔らかすぎずというテクスチャーを得ることにも力を注いだと語る。バームはレフィルも販売されているので、詰めることもできるし、使用後のケースをピルボックスやジュエリーボックスにするのもいい。

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ケースは携帯しやすいように布のポシェットもセットされている。Onguent Universelは化粧箱入98ユーロ。

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左: 女性の古典的な仕草は、ボームのアイデアにアリックスを導いた理由のひとつだ。 右: レフィルは1個20ユーロ。

Alix D. Reynis
22, rue Jacob
75006 Paris
www.alixdreynis.com

editing: Mariko Omura

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