Parisienne file.vol.18 マリーヌ・ド・ケヌタン/イラストレーター 見せる収納、白を基調にしたアパルトマンのインテリア。

白壁に繊細な彫り飾りの天井装飾と暖炉などパリらしい洗練されたアパルトマンに暮らすマリーヌ。
「昨年まで3年間暮らしたロンドンのフラットでは、花柄のウォールペーパーや重厚なウッドのチェストなどイギリス調のインテリアだったので、パリに戻ってからは白を基調にしたフランスらしいフェミニンなディティールを楽しんでいます」

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家族から受け継いだオブジェや、記念日に贈られた器やガラスなど、思い出のある品は、キッチン奥の食器棚に仕舞い込むのではなく、どんどん活用させたいから手に取りやすく、見える場所に飾ります。
ただ眺めるための装飾ではなく、日常的に使うものを並べて、飾る。
マリーヌのインテリアの収納法はとてもシンプルです。

きちんと使いたいから、好きなものほど見える収納を。

【お気に入りのオブジェを飾る暖炉】

友人でもあり、大好きなアーティスト、レア・モプティのイラストをメインに、ノルマンディのアンティークショップで買った鹿の蠟燭消しや、トム・ディクソンのモダンなステーショナリーケースで、クラシック×モダンに飾り付け。

【家族から受け継いだ銀器】

2015年にブルゴーニュで結婚式を挙げたマリーヌ。額に飾った写真はなによりの宝ものです。結婚を機に家族から譲り受けた19世紀の銀製のティーポットとシュガーポット、そして、アイボリーのデザートフォークはダイニングの素敵なデコレーションに。

【毎日使う食器は白で統一】

エピュレ(ピュア)をテーマに飾った食器棚は、白の食器とガラス器で揃えます。色を統一しているから、結婚祝いに友人から贈られたジアンの磁器や、家族の名前入りのブルターニュのシードルカップなどスタイルもフォームも異なるものでも、こんなに美しくすっきり収納。

【コスメグッズはキャンドルボトルを再利用】

ベッドルームのコーナーにコスメやビジューなどのビューティアイテムを飾って。大きさ違いのメイク用ブラシやネイル用品は、大好きなディプティックの香りキャンドルのボトルに収めてディスプレイ。

Marine de Quénetain/マリーヌ・ド・ケヌタン

パリ17区生まれ。名門の装飾美術大学”ペニンゲン”でグラフィックデザインとアートディレクションを学ぶ。 卒業後、フリーランスのイラストレーターとして、大手化粧品ブランドやモードメゾンの広告を手掛ける。 2014年から3年間、夫の仕事の関係でロンドン在住。2017年夏に帰国し、現在は1歳になる長女の育児と仕事に追われる忙しい日々。 インスタグラム@marinedequenetain

photos:AYUMI SHINO, réalisation:HIROKO SUZUKI

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