Parisienne file.vol.8 アマンス・ガリノー / ファッションブランド勤務 パリジェンヌのリピート買いアイテムって?

モードなパリジェンヌアマンスのアディクトアイテムは?

一度好きになったら、ずっと大切に使い続けたい! 同じモデルを繰り返しリピート買いしちゃう!
パリの女の子たちは、自分にとってのフェイヴァリット・ワンを持っています。"トレンドでなくても、人と違っていても平気。だって好きだから!"という、シンプルな理由から始まるコレクターズの小物や雑貨。さて、アマンスにとってのアディクトアイテムって?

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「家族からのプレゼントがきっかけでコレクションを始めたスカーフや、友人の部屋にあったルームフレグランスが好きで、それ以来贔屓にしている香りキャンドルなど、偶然の出合いから始まることが多いですね」。ふとしたきっかけから好きになり、それがないと生きられない!なんて大袈裟なことではないけれど、いくつになってもずっと大切にしているもの。「好きなものを並べて、時々眺めるのもやっぱり楽しい時間なんです」。

出合いのきっかけも覚えている、愛すべき宝物たち。

【エルメスのカレ】
14歳のお誕生日に両親から贈られたのが、犬のプリントのエルメスのカレ。使い込むほどに手に馴染んで柔らかくなる風合いが好きで、それ以来少しずつ集めているそう。「例えばスポーツウエアでも、このスカーフをするだけでシックに変身する魔法のアクセサリーなの」。

【ゴールドのループピアス】
「ロングヘアのアレンジが毎朝決まらないから、ついシニョンで出掛けてしまう」そんなアマンスにとって、ピアスは大事なアクセサリー。自分の肌色に合うのはゴールド。そして形は小さめなループ型と決めていて、パリのブティックや旅先でも見つけるとつい買ってしまうのだとか。

【赤いシューズ】
学生の頃からコンバース・ラバーで、コンバースだけでもかなりのコレクション数だというアマンス。毎シーズンの気分で新色を加えて楽しんでいる。赤いフラットシューズは、ママから譲り受けた90年代のトキオ・クマガイのデッドストック。トゥの感じやストラップのデザインが好きで、大切にしている一点。

【香りキャンドル】
とにかく香りものが大好き! きっかけは仲良しの女ともだちの部屋で出合った、ディプティックの「フィロシコス」。ほのかな無花果の香りでリラックス効果抜群。それ以来、いろいろな香りキャンドルをコレクション中。なかでもアスティエ・ド・ヴィラットの「グラン・シャレ」や、シール・トゥルドンの「ジョゼフィーヌ」が最近のお気に入り。

Amance Galinou/アマンス・ガリノー

パリ生まれの生粋のパリジェンヌ。
モード関係の仕事をする母の影響で、子供のころからファッションが大好きで、「シャンブル・サンディカル・ド・ラ・クチュール・パリジャン」でデザインを学ぶ。16年渡米し、3.1フィリップ・リムでインターンシップを経験。7ヶ月前にフランスへ帰国し、現在は、モードとジェリーブランドのコマーシャルアシスタントとして活躍中。現在23歳。

photos:AYUMI SHINO, réalisation:HIROKO SUZUKI

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