Parisienne file vol. 51 ベティ・サンジャルムス/アーティスト パリジェンヌ流、ヘルシーな大人のミニスカートコーデ。
パリジェンヌファイル 2021.05.05
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、ソムリエやアーティストとして活躍するベティ・サンジャルムスが登場。ミニスカートの着こなしを教えてくれました。
ショッピングはオンラインより、実際にお店に行って試着してから決めたい、というベティ。好きなブランドは特になく、昔から、一点もので素材も縫製も綺麗なヴィンテージのファン。「この一年で3度のロックダウンが続いたフランスだから、新しいアイテムを買いに行くことが難しかったけれど、季節もひと回りしたし、手持ちの服で春らしくコーディネートをしてみたの」とベティ。彼女のアイコンスタイルはミニスカート。ソムリエの仕事をするときはシャツやTシャツなど動きやすいトップを着用することが多いから、ボトムスがジーンズだとなんだか味気ない。タイトなシルエットのスカートを合わせて、ヘルシーなフェミニンさを加えるのがこだわりです。
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タイトシルエットで、ヘルシーかつフェミニンに!
ベルリンのセレクトショップでひと目惚れしたゴブラン織のスカートは、パリブランドのサンドロのもの。シンプルな白のカットソーにバーバリーのヴィンテージコートを羽織って。
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ハイブランドならではのシルエットの美しさが購入の決め手。3年前のケンゾーのレザースカートには、鮮やかな柄と色がアクセントのヴィンテージシャツをスタイリング。
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ボーイフレンドのナイキのオーバーサイズのTシャツにタイトなスカートでバランスよく。メタリックな赤がお気に入りのスカートは&アザーストーリーズで購入。今季気になるアクセサリーのキャップを合わせて。
パリ郊外の南東に位置するメゾン・アルフォール出身。パリ近郊にあるサミュエル・シャンプラン高校を卒業後、同校付属の専門学校にてテクニカル・アーキテクトを専攻。学生時代のカフェのアルバイトがきっかけでワインの世界に興味を持ち、卒業後はソムリエとして活躍。同時にフォトグラファー兼アーティストとして広告を中心に活動している。将来はアートギャラリーとワインバーを経営するのが夢。@bettysaintjalmes
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photos : AYUMI SHINO, réalisation : HIROKO SUZUKI