Parisienne file vol. 54 フィリピーヌ・ダルブレー/キャスター スカーフで作る、パリジェンヌのヘアアレンジ。

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、キャスターやPRとして活躍するフィリピーヌ・ダルブレーが登場。今回はスカーフのアレンジ術を披露。

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いつもはノーアクセ派のフィリピーヌ。そんな彼女が着こなしのアクセントに愛用しているのがスカーフ。特に肌の露出が多くなる夏のシンプルなスタイルには、プリント柄が華を添えてくれるから大活躍だそう。旅先で見つけたデザインや、ヴィンテージショップの一点物などお気に入りを少しずつ集めていたら、いつの間にか20枚ほどのコレクション数に。
「色やプリント、素材、大きさ違いをその日の気分でヘアのアレンジに使います。今年のバカンスは例年よりエレガントなムードが気分。巻き方によって、フェミニンやシックにスタイリングの印象も変わるので、手持ちの服が限られる旅には何枚かお気に入りのスカーフを持っていくのが定番です」

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スタイリングの仕上げに、ヘア×スカーフ。

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ヴィンテージショップで購入したロゴ入りのモノトーンスカーフは、服を選ばずにコーディネートできるから最近のヘビロテアイテム。パイレーツ巻でボーイッシュに。

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アメリカブランド「Nasty Gal(ナスティギャル)」のシルク素材のスカーフは、使い込むほどに柔らかく、くたっとした質感がお気に入り。カチューシャのようなレトロなアレンジで60年代風に。

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グラムールなリッププリントにひと目惚れしたスカーフは、ジャンヌ・ダマスがディレクションするブランド「ルージュ」。シンプルなまとめ髪のキュートなアクセントに。

●登場したブランド
ナスティギャル nastygal.com

Philipinne Darblay 
パリ17区生まれのパリジェンヌ。リセを卒業後、ロンドンのセントラル・セントマーチンズに7年間留学し、イノベーションマネージメントを学ぶ。帰国後は、仏TV局のパリ・プルミエールのライフカルチャー情報番組「J'ai un Ticket」でキャスターを務めている。またイギリス発祥のクリエイターのためのメンバーズクラブ「Soho House」のパリ進出に向けたPRとメンバーシップマネージャーとして準備に追われる日々を過ごしている。

 

Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki

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