Parisienne file vol. 55 エマニュエル・ウーヴ/モデル兼コンサルタント ファッションは名刺代わり、パリジェンヌのTPOコーデ。
パリジェンヌファイル 2021.09.26
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、モデルやビューティブランドのコンサルタントとして活躍する、エマニュエル・ウーヴが登場。目的に合わせて着替える彼女のTPOコーデを紹介。
モデルの仕事でキャスティングや撮影に行く時は動きやすいシンプルなスタイル。コスメブランドのミーティングや友人とのランチにはミニドレス。そして週末にボーイフレンドとディナーに行く時にはモノトーンでシックなドレススタイル。2つの仕事を掛け持ちしながらオフィシャルとプライベートで忙しく動いているエマニュエルは、いろいろなシチュエーションによってスタイルを変えます。
「時には1日に何度も着替えることも。人と会う時の印象ってとても大切。ファーストコンタクトの時、着ている服装が名刺代わりにもなるから、常にTPOを考えてコーディネートします。とはいえ、結局は自分らしくいられること、心地よく過ごせることがいちばんなんだけれど」
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ランチ、仕事、彼とディナー、それぞれのスタイル。
Lunch meeting
アメリカブランドのFree People(フリー ピープル)のミニドレスにMaison NHparis(メゾンエヌアッシュパリ)のカゴバッグを持って。鮮やかなグリーンに大胆なプリントが利いた一枚はノーアクセでスッキリとした着こなしで。
@freepeople
@maisonnhparis
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Casting & Shooting
ロゴTが大好きなエマニュエルが、この日選んだのは、トリコロールカラーがかわいいクレージュ。10年ほど前にパリの本店で買ったセルフヴィンテージだそう。ボトムスはリーバイス、クローディピエルロのサンダルを合わせてモードに格上げ。
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Dinner
フラメンコダンサーのようなイレギュラーなヘムラインにフリル飾りのついたドレスは最近のお気に入り。今春、&アザーストーリーズで購入したそう。サンダルはノーブランドのスペインメイド、バッグはパリ発信のFleuron Paris(フルロン・パリ)。
fleuron.paris
1992年生まれ。ベルギーとの国境近い北フランスの街、リールで育つ。リセの時にスカウトされてモデルの世界へ。同時にパリに拠点を移し、ファッションブランドの広告や雑誌などで活躍中。1年前から韓国のコスメブランド、ブティジュールのフランスのアンバサダー兼コンサルティングを務めている。今年の冬にはフィアンセと一緒に、彼の出身地である南仏アルルに引越しをする予定。
@emmahouv
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki