Parisienne file vol. 57 レア・ヴィラーニ/アーティスト カジュアルかつ心地いいい、冬のパリジェンヌスタイル。
パリジェンヌファイル 2021.12.18
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、映画監督を目指すレア・ヴィラーニが登場。今回は冬のお気に入りファッションを紹介。
ふんわりと柔らかなモヘアカーディガンやセーターなどニットが大好きで、毎年秋冬のシーズン立ち上がりには新しいアイテムをアップデートするというレア。肌触り、着心地を細かくチェックして、コンフォートでシンプルなデザインを厳選します。ガーリーなイメージになりがちなニットには、メンズライクなサイドゴアブーツや、ゴム引きコーティングされたロングブーツなどちょっとだけハードなアイテムの小物を合わせて。
「ベーシックなブーツカットやカットオフジーンズで作るシンプルなコーディネートが好み。服で主張せずに、ジェーン・バーキンのようにラフでカジュアルだけれど、品性を感じるスタイルが憧れ。わたしの理想のパリジェンヌなの」
---fadeinpager---
シンプルなアイテムで作る、冬コーデ。
この冬いちばんにゲットしたのは&アザーストーリーズのモヘアのカーディガン。セザンヌのデニムとジョナックのサイドゴアブーツのシンプルな着こなしには、コントワー・デ・コトニエのボブハットで旬なスタイリングに。
---fadeinpager---
今シーズン大活躍のキルティングコートは、フレンチブランドのBizance(ビザンス)。マンゴーの白シャツにヴィンテージのカットオフジーンズ。ザラのゴム引き素材のロングブーツがアクセント。
---fadeinpager---
ロゴTシャツにはセザンヌのモヘアカーディガンで甘さをプラス。色がお気に入りのリーバイスにBa&Sh(バッシュ)のサイドゴアブーツを合わせたら、パリジャン風ロックスタイルが完成。
●登場したブランド
ビザンス www.bizanceparis.com
フランス中部の都市、オルレアン出身。大学進学を機にパリに上京し、経済と知識管理の専門的ビジネススクールSKEMAでマーケティングとビジネスデベロップメントを学んだ。その後、演技と監督の勉強のためにパリ19区のCours Florentに入学。現在は女優とモデルとして幅広く活動中。将来は映画監督を目指す22歳。
@lpnvillani
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki