Parisienne file vol. 60 リヴ・ビュルトー/美術館広報研修生 パリジェンヌ、季節のお気に入りスイーツは?

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は、美術館広報を目指して勉強中のリヴ・ビュルトーが登場。

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「日曜日ごとに家族で集まってゆったりとすごすファミリーランチは、子どもの頃から大切にしている続く習慣。毎週違うパティスリーのデザートを食べ比べるのがとても楽しみだったの」。リヴの好みはパリ=ブレストやサントノレ、フレジエというフレンチクラシックな三種。最近はスパイスや柚子などの外来食材をアクセントに使ったり、フォームも変形させたりと、モダンなアレンジの変化球デザートも多くなってきたけれど、シンプルな昔ながらのお菓子に惹かれて、わざわざ遠くのお店まで買いに行くこともあるそう。以前住んでいた5区のカール・マルレッティや、6区のサダハル アオキのファンで、エリアを越えて足を運ぶそう。「ダイエット? これからバドミントンを始めるつもりよ」

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やっぱり定番スイーツが外せない!

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19世紀にパリとブルターニュ地方のブレスト間で開催された自転車レースを記念して作られた、車輪を模した円形シューにクリームを挟んだケーキ。最近は細長い形の新種も登場している。プラリネのサクッとしたテクスチャーがリヴのお気に入り。

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カラメルコーティングしたシューにクレーム・シブーストを飾ったフランスの古典菓子、サントノレ。「しっとりしたカスタードクリームとメレンゲのサクッとした食感がたまらなく好き」

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毎年4月のはじめごろから店頭に並ぶいちごのケーキ、フレジエ。クリームといちごの甘さと酸っぱさのミックスが好きで、季節の間に街中で見かけると必ず試してしまうほどのファン。

Liv Bulteau
パリ13区生まれ。6区のパリ・カトリック大学で美術史を専攻し、その後ビジネススクーにてMBAを取得。在学中から大手出版社やシネマテーク・フランセーズ、マルモッタン・モネ美術館でインターンシップとして経験を積む。現在はパリ16区のルイ・ヴィトン財団で研修中。将来は美術館広報の仕事を目指している。@livblt
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photography: Ayumi Shino, editing: Hiroko Suzuki

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