Parisienne file vol. 62 カミーユ・ボン 時短コーデでも自分らしく、パリジェンヌの夏コーデ。
パリジェンヌファイル 2022.07.16
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は、バレリーナとして活躍する、カミーユ・ボンが登場。
とにかく夏はサッと着られてそれなりのスタイルが決まるシンプルな服装がいちばん。見た目に華やかな大判のプリントスカーフをビスチェ風にアレンジしたり、コーディネートに悩まないキャミソールワンピースの時短コーデで身支度を整えたり、オーバーサイズのシャツにカットしたショートデニムなどを合わせるのがこの夏の定番です。
「ほぼ365日バレエ用の練習着を着て過ごすので、プライベートは唯一自分らしいおしゃれを楽しめる時間。だから流行を追うのではなく、コンフォートで気持ちのいい着こなしを心がけています。休みの日にヴィンテージショップ巡りや、大好きなルージュ、&アザーストーリーズのショップクルーズをすることが息抜きなんです」
---fadeinpager---
シンプルに楽しむ、夏の定番スタイル。
「これはママが昔イタリアで買ったスカーフ。色と柄がお気に入りでビスチェにして愛用しています」。今シーズンは&アザーストーリーズで購入したホワイトデニムとコーディネート。
---fadeinpager---
ジャンヌ・ダマスの洗練された雰囲気が好きで、彼女がディレクションするルージュのドレスはよく着ています。アミ×コンバースのコラボスニーカーで足元はラフにまとめて。
---fadeinpager---
Ba&Sh(バッシュ)のオーバーサイズシャツにヴィンテージのリーバイス。自分でカットオフしてショ ートにアレンジ。Cosmo paris(コスモパリ)のがっちりしたブーツを合わせて少しハードな印象に。
●登場したブランド
&アザーストーリーズ www.stories.com
ルージュ https://int.rouje.com
アミパリ www.amiparis.com
バッシュ www.ba-sh.com
コスモパリ www.cosmoparis.com
1999年パリ9区生まれ。幼少期から習い始めたクラシックバレエに夢中になり、13歳でパリ国立オペラ学校に入学。5年間のレッスン期間を経てグランコンクールに出場。その後、パリ国立オペラ座で7年前からプロとして活躍中。 @camille__bon
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki