Parisienne file vol. 63 マリア・ノサシュ/ブロガー アンティークからアップサイクルまで、パリジェンヌのアクセ術。
パリジェンヌファイル 2022.08.27
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は、ブロガーとして活躍するマリア・ノサシュが登場。
真夏のシンプルなスタイルにはアクセサリー合わせでフェミニンなニュアンスを出します。Tシャツやシャツ、ワンピースをさらりと着て、そこにネックレスやサングラス、そして後ろ姿も印象的に見えるバレッタなど、こだわりの小物使いがマリアのお得意スタイル。
「あまりたくさん持っているわけではないけれど、お気に入りを少しずつ増やしているところ。普段は着こなしの最後に小物をプラスしますが、ときどきアクセサリー同士のスタイリングから考えることもあります。祖母からプレゼントされたアンティークリングにアップサイクリングなビジューブランドのネックレスを合わせたり、チョーカータイプのパールにはカラーサングラスでスパイスを加えたり。自分だけのオリジナルコーディネートを楽しんでいます」
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オリジナルコーデで楽しむ、アクセサリーの着こなし方。
ヴィンテージボタンや金具を再利用するアップサイクリングなブランドHerez(ヘレツ)のコインネックレス。祖母から譲り受けたオレンジカーネリアンが美しい19世紀の指輪とコーディネート。
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葉っぱモチーフにひと目惚れしたバレッタは、&アザーストーリーズで昨年購入したもの。ヘアアレンジもこれひとつで簡単にとまとまるし、後ろ姿も可愛い印象になる重宝アイテム。
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パールのネックレスは5年前に訪れたメキシコのマーケットで購入。チョーカーのような短めの長さがお気に入り。オレンジ色のサングラスはシャネル。丸顔だからシャープな顔に見せてくれるシルエットをセレクト。
●登場したブランド
・Herez herezparis.com
1989年生まれ。ウクライナの首都キエフ出身。プラハ経済大学入学のためチェコへ。経済学を専攻し、5年間プラハに滞在する。大学時代に知り合ったフランス人と3年前に結婚したことを機に2019年に渡仏。現在はビューティ&モードブロガーとして活躍中。ジャンヌ・ダマスがディレクションするパリジェンヌに大人気ブランドのルージュや、ランコムなどにブログ記事を寄稿。将来は女性のための職業支援を目的とするNPOを立ち上げるのが夢。@masha_in_paris
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki