Parisienne file vol. 64 キャリー=アン・ジェームス / インフルエンサー パリジェンヌが纏う、初秋のトレンチスタイル。
パリジェンヌファイル 2022.10.08
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回はアメリカ出身のキャリー=アン・ジェームスが登場。2014年からパリに在住し、パリの暮らしを紹介する彼女の初秋のトレンチスタイルを拝見。
シック、シンプル、そして機能的。どんなシ ーンでもトレンチを⽻織れば、たちまちこなれた雰囲気に仕上がる魔法のアイテム。天候が変わりやすい秋のパリの下では、キャリー=アンの着こなしにトレンチが登場する機会が増えます。
「エポーレットやカフストラップ、ガンフラップなど仕様ごとのいくつものディティールは美しさの極み。そんなメンズライクのハンサムなコートに、⼤ぶりなネックレスやヘアアクセなどの⼩物を合わせてフェミニンに着こなすのが好みです」
この秋は久しぶりにヒールのあるシューズにトライ。ストラップシューズやブーツとスタイリングして、少しだけモードなイメージを演出する予定です。
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アメリカンパリジェンヌ的、トレンチコーデ。
2018年にNYで購⼊したラルフ ローレンのトレンチ。ベーシックでオーセンティックなデザインには、ユニクロのスリムデニムとグッチのストラップシューズでコーディネート。
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マレ地区のヴィンテージショップで⾒つけたトレンチはライトブルーの⾊がお気に⼊り。同じくヴィンテージのピンクベージュのブー ツに合わせて、柔らかなカラーグラデーションを楽しみたい。
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エコレザーのキャメル⾊のトレンチはこの秋誕⽣したプランタン百貨店のオリジナルブランド「Saison 1965」のもの。軽くて暖かいから着⼼地満点。ピンクのドレスやヘアアクセでフェミニンなスタイリングに。
アメリカ、クリーブランド出⾝。カリフォル ニア⼤学在学中に1年間パリへ留学し、仏⽂学を専攻。2001年NYでアートキュレーターとしてキャリアをスタート。その後LAに戻り、⾳楽家兼⼥優として活動後、14年よりパリ在住。フレンチスタイルを紹介するサイト「フレンチ イズビューティフル」ファウンダー。現在は 5 万⼈のフォロワーを持つインフルエンサー。 @frenchisbeautiful
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photography: Ayumi Shino, editing: Hiroko Suzuki