Parisienne file vol. 70 アリス・ドゥ・ブロックヴィル/⼥優、モデル パリジェンヌを形成する、愛用品3選。

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は⼥優、モデルとして活躍するアリス・ドゥ・ブロックヴィルが登場。

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⼦供の頃から読書好きで児童書のみならず、家の本棚にあった⼩説なども読んでいたというアリス。⼥優の仕事を始めてから映画のシナリオを読んですぐに物語の世界に⼊り込むことができるのは、読書のおかげだと語る。「本の中に描かれる世界は想像するだけでわくわくする。SNSでは得られないことだもの」。また、ロングヘアをまとめるシルクのスカーフは⽋かせないアイテム。仕事でもプライベートでも、さっと巻くだけで雰囲気を出せるからお気に⼊りだそう。いつも⾝につけているリングは、断然ゴールド派。ママからの誕⽣⽇プレゼントや、⼤きな仕事がひと段落した記念に購⼊したリングなど、流⾏に関係なく将来も⼤切に⾝につけられるアイテムが好きで、⼿元のコーディネートを楽しんでいる。

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1. 愛読書

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フランスの古典⽂学が最近の愛読書。17世紀を代表する劇作家、ジャン・ラシーヌの『イフィジェニー』や、ユーゴー博物館の管理委員も務めたレイモン・エスコリエが1928年に発表したヴィクトル・ユーゴーのエッセイ集など。⼥優として演じるために⽂学の世界から学ぶことがとても多いのだとか。

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2. スカーフ

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アリスのエキゾティックな雰囲気を引き⽴ててくれるからスカーフは⿊地にゴールドのチェーン柄のシャネルがお気に⼊り。「ヘッドスカーフをすると、ラフな服装でもシックに決まるから便利なの」。

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3. ビジュー

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ママからバースデープレゼントに贈られたカルティエや⾃分へのご褒美として記念に購⼊したティファニー。これから先も⾝につけていたいから、不変の逸品を選ぶのが流儀。

Alice de Broqueville

ブリュッセル出⾝の25歳。5歳の時からクラシックバレエを習い始め、⼤学で演劇を専攻。卒業後、パリの演劇学校「クール・フロラン」へ進学し、2019年卒業。2019年、短編映画『GYRE』(シャルロット・リバール監督)や、2023年公開の『GIRL』(ルカ・デゥオン監督)に出演。

@alicedebroqueville

Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。
Instagram : @suzukichako

photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki

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