赤木明登さんの飯椀。
編集部員の、最近のお買い物。 2022.01.12
ファッション、美容、食べ物、インテリア、本、うつわ……、フィガロ部員たちがリアルに買った最近のお買い物を報告します。
赤木明登「飯椀」
雑誌編集者から輪島塗の塗師になったという赤木明登さんの飯椀が何とも好きです。これは少し前のものですが、ざっくりとした木の質感とほどよい厚みを生かした形、一般的な漆のうつわとひと味もふた味も違う品のある黒と朱色。
私のお気に入りはこのうつわで、あごだしとブリ、そしてかつお菜を入れた故郷の味、博多風のお雑煮を正月にいただくこと。本来飯椀なので白いごはんが映えることは間違いなく、日々このうつわでいただいてもいいわけですが、私はちょっと特別な日に使うことにしています。うつわ好きにもファンが多く個展などではすぐ売り切れてしまうほど有名な方なので、運よくお気に入りに出合ったら迷わずぜひ。
桃居
https://toukyo-exhibition.com
編集G