頼れる夏の相棒、ドリス ヴァン ノッテンのフローラルプリントワンピース。

ファッション、美容、食べ物、インテリア、本、うつわ......、フィガロ部員たちがリアルに買った最近のお買い物を報告します。

ドリス ヴァン ノッテン|フローラルプリントワンピース

ドリス ヴァン ノッテンが好きです。
フィガロジャポン編集部に入る前の面接でのこと。好きなブランドを聞かれた私は、頭の中で必死にドキュメンタリー映画 『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』でドリス自身が自宅の庭に咲いている花を摘んでいる美しいシーンを思い出しながら答えました。

編集部でアシスタントとして働いて半年が経ち、今回初めてこの記事を書くにあたり、真っ先に紹介したい! と思い浮かんだのがこのドリス ヴァン ノッテンのフローラルプリントワンピースです。

昨年の秋に百貨店のファッションソルドにて運命の出合いを果たして以来、しまっておくよりもクローゼットから出して眺めていた時間の方が長かった気がしますが、この夏やっと出番がやってきました。

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映画では、ドリスとスタッフがインドを中心に世界中の織物メーカーで作られた沢山のサンプルの中から服に使う生地を選んでいくシーンが印象的ですが、このワンピースもそんな風に何度も議論を重ねて出来上がったデザインなんだろうなあと思いを馳せています。

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素材はコットン100%でありながら胸元のクールなストライプの配色が子どもっぽくなりすぎず、なんだかいまのなりたい自分にフィットしていて愛着が湧いています。

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着心地のよさと真夏のお出かけシーンにぴったりなデザインが気に入り、週末の楽しみとして着用しています。

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大きな朱色の鳥居が目印の蒲田八幡神社。

8月に入り近所の神社で開催された夏祭り。ワンピースに用いられた原色と昭和レトロな屋台の雰囲気が意外とマッチしてなんだか着ていてハッピーな日でした。

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青山ブックセンター

4種類のフローラルプリントを組み合わせて作られているため、見る角度によって印象が変わるのが特徴的。背中側にはこっくり落ち着いた紫色の花がデザインされていて、アウターや靴下の工夫次第で秋口まで楽しめるのではと模索中。

後ろ姿といえば、フィガロジャポン2024年7月号の特集「2024-2025秋冬コレクションリポート」の"後ろ姿が消えるまでショーは終わらない。"というハンサムな見出しが脳裏に焼き付いています。秋物が気になる方はぜひフィガロジャポン ウェブサイトの記事をチェックしてみてください。

照りつける太陽に突然の土砂降り、なんとか夏を乗り越えねばと天気予報ばかり確認する毎日ですが、このワンピースを身に纏うだけで緊張していた心がゆるゆると回復する、私にとって頼れる夏の相棒です。

アシスタント MAO

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