バッグ界の名脇役、コム デ ギャルソンの四角いバッグ。

今までさまざまなバッグを手にしてきましたが、最近ようやく迎え入れることができた、お気に入りがあります。
それは、コム デ ギャルソンの、あの生真面目な四角いバッグ。
新作ではなく、ずっと昔から変わらないかたちで作り続けられてきた、いわば定番中の定番。

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初めて目にしたのはコム デ ギャルソン青山店。
流行を追いかけるように、これまでいろいろなバッグに目移りしてきましたが、不思議とこのバッグはいつも「そこにある」存在でした。そして今回、ようやく手に取るタイミングが訪れた、そんな感覚です。

青山店限定の台形バッグも愛用していますが、そちらはやや大きめのサイズ。
財布も小さくなり、持ち物も厳選されてきたいま、もう少しコンパクトで、長く付き合えるバッグが欲しいと思っていたときに、改めてこの定番の良さに気づかされました。

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サイズは縦18cm×横22cm×マチ8cm。サイズ感がイメージしやすいように、くまちゃんと並べてみました。

素材は、雄牛の皮をクロムで鞣し、表面にガラス加工を施した「ステアガラスレザー」。
小ぶりでありながら、500mlのペットボトルがすっと収まる頼もしさがあります。しっかりとしたマチのおかげで、サングラス、携帯、財布、カードケースまで無理なく収納可能。必要なものが、必要な分だけ、きちんと収まる。この変わらない設計にも、長く支持されてきた理由を感じます。

ロゴや過度な装飾のない佇まいは、どんなブランドの服とも喧嘩せず、学校行事のような少し改まった場にも自然と馴染む。
流行に左右されないからこそ、安心して持てる。ロングセラーとして残り続けている理由が、使うほどに伝わってきます。

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前に出すぎることなく、ふとしたときにそこにいる。
いつも気になる、そして次第に癖になっていく、あの名脇役のように。
ようやく手に入れたこの定番を、これから何年も変わらず愛用していきたいと思っています。

フィガロジャポン副編集長。ファッション担当。愛車(自転車)で爆走する姿を、都内のあらゆる場所で目撃される日々。この夏は、素手でヤモリとカブトムシとコクワガタをむんずと捕まえられるようになった。真夜中に一人で湯船に浸かりながら、こっそりと読書をする時間が何よりのご褒美。今一番欲しいものは、好きな服が似合う身体。好きな野菜は豆と茄子、菌類はキノコ、細胞はマクロファージとキラーT細胞。

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