大人もチャレンジしたくなる、ガーリースタイル。
Snap of the Week/スナップ・オブ・ザ・ウィーク 2021.11.20
おしゃれ番長の栗山愛以が、週1でお届けするスナップ連載。今週は「ガーリー」なスタイルに注目。
文/栗山愛以
いくつになっても心惹かれるガーリーなアイテム。でも、大人が「イタい」ことにならずに取り入れるにはどうしたらいい? ロンドンファッションウィークの最新オフランウェイから成功例をピックアップ。
中性的な顔立ちや体型だからこそ盛れる。
大きな襟のフリルのブラウス、ピンクのふりふりショートパンツ、生足に白ソックス+ピンクのストラップシューズ、ビニールバッグなど、なかなか高度なアイテムを組み合わせている。「イタい」ことになっていないのは、ナチュラルなヘアメイク、中性的な顔立ちやスレンダーな体型によるものでは。しかしここまで盛るのは標準的な日本人にはなかなか難しそう……⁉
---fadeinpager---
攻める姿勢はあっぱれ。
「肌の露出」テーマで新鋭ネンシ ドジョカを果敢に着ていた姿を取り上げたスージー・バブルこと、ブロガーのスージー・ロウさん。この日は一転、ミュウミュウのセーラーカラー+パフスリーブのとびきりガーリーなドレスをセレクトしている。ハーネス的なアイテムがなんだか抱っこひも風に見えなくもないけど(⁉)あらゆるスタイルに挑戦し続ける攻める姿勢は褒め称えたい。難解な服を、気持ちで着こなす手もある。
---fadeinpager---
少女性をほのかに漂わせる。
いちばんリアリティがあるのはこの方かも。Aラインのシルエットでまとめ、パールのヘアピンとイヤリング、ソックス+ワンストラップシューズに少女性がほのかに漂う。メガネもいい感じで、笑顔も素敵。身に着けているアイテム全てがご本人にしっくりなじんでいる。
text: Itoi Kuriyama, photography: Imaxtree
ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。