おしゃれ番長の栗山愛以がお届けするスナップ連載。今回は「黒」の着こなしに注目。


文/栗山愛以

だんだん暖かくなって明るい色を手に取る人も多いかもしれないが、先頃発表された2022-23年秋冬ではオールブラックのルックが多かった。かなりの先取りであることは重々承知のうえ、いまのうちにストリートスタイルから予習しておきたい。

身体に自信があるなら肌を見せる。

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インフルエンサー、キャロライン・ダウアーのように肌を多めに見せると全身黒でも重くはない。寒いような暖かいようないまの時期に最適な格好のような気もするが、厚底の靴でバランスを取ってはいるもののよほど身体に自信がないと難しいか……

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シルエットやデザインで変化をつける。

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靴を白にする、というのも軽やかになる手。そしてよく見るとジャケットがオーバーサイズだったりショーツとフレアパンツが合体したようなアイテムだったり、シルエットやデザインに気を遣っている。同系色だからこそメリハリをつけることがポイント。

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素材使いとヘアの色が鍵。

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彼女は潔く全部黒。でもパンツとバッグ、靴にレザーをセレクトしていて、素材感の違いがリズムを作っている。削ぎ落とされたスタイルである分、ヘアメイクもいつもより重要な役割を果たす。彼女は髪の毛の色が明るいのでラフにおろしても問題ないが、黒髪の場合はまとめるなど、首周りをすっきりさせて暗くなりすぎないようにした方がよさそう。

text: Itoi Kuriyama, photography: Imaxtree

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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