おしゃれ番長の栗山愛以がお届けするスナップ連載。今回は「カラフル」なコーディネートに注目。


文/栗山愛以

2022年春夏はカラフル、華やかなルックが多かった。しかし、鮮やかな色同士の組み合わせはなかなか難しい……ストリートの達人たちからコツを学ぼう。

小物は柄に使われている色を選ぶ。

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ボッテガ・ヴェネタが火をつけたグリーンブームはまだまだ衰えを見せないのか。モノトーンにグリーンのブーツだけでも成立しそうだが、彼女はカラフルな花柄のダウンベストと紫のバッグをプラス。いろんな色があっても収まりよく見えるのは、着物について取材した時「着物の柄に使われている色を小物に使うとまとまる」と聞いた話がここでも通用しているからでは……。

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パワー・時間・自信必須の色合わせ。

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何度かピックアップしている彼女も足元がグリーン。が、それどころではなく、ヘアカラーに始まり何から何まで色づくし。服とバッグは同系色なので、ヘアとタイツは差し色、ということなんでしょうか。これだけの色を使うには、色に負けない気力と、スタイリングにかける時間と、堂々とした態度が必要だと思う。

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メインカラーを決めたら小物で緩急をつける。

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最後はエディターのエリザ・ナリンさん。この方、ずいぶん前からスナップでよく取り上げられているが、その頃から変わらず色柄を使い続けている。この日は、服を赤でまとめ、同系色のスカーフとバッグ。そしてシックな靴をセレクトして緩急つけている。計算された服のボリューム感や肌の見せ具合、ジュエリー使いはおいおい勉強することにして、取り急ぎ色の配分を参考にしたい。

text: Itoi Kuriyama, photography: Imaxtree

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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