おしゃれ番長の栗山愛以がお届けするスナップ連載。今回は「腹見せ」スタイルに注目。


文/栗山愛以

街を歩いていると、若者を中心に肌見せ率が多く、昔はもっとハードル高かった気がするなあ、と隔世の感がある今日この頃。昨年から今年にかけてランウェイでも多く見られたお腹見せはジーンズと相性がいい? ストリートスタイルから検証する。

肌見せがスタイリングのポイントに。

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もしトップが普通の丈だったら、ここまでのインパクトはなかったと思われる。ハイウエストのジーンズをセレクトしていて、お腹見せの分量も完璧。これでローライズだと子どもっぽくなってしまいそう。

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カジュアルスタイルをほんのりフェミニンに。

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自然体で、肌を出し慣れている感じの方。白Tでも成立しそうだが、チューブトップにしたことでほんのりフェミニンさをプラスしている。いまなら彼女を見習っていつものカジュアルスタイルのインナーをクロップド丈にして変化をつけてみるのもいいのかも。

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鍛えたお腹でも見せすぎ厳禁!

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最後は、カニエ・ウエストと揃ってデニム オン デニム姿で話題になったジュリア・フォックス。特別に反面教師として取り上げてみた。引き締まったお腹を披露したいのだろうが、見せる分量が多すぎて少々品がない感じがしてしまうのだ。ベルトをするとかしてほんのちょっとでいいからジーンズのウエストを上げていたら印象が違ったと思うんだけどなあ。

text: Itoi Kuriyama, photography: Imaxtree

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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