オール黒だからこそ引き締まる! パリを魅了したドレスアップスタイル3選。

色柄や過度な装飾を用いずに、黒でドレスアップしている猛者たちをパリのストリートで発見。個性を活かした着こなしにも注目。

奇抜なデザインもシックに着地。

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スキャパレリのオートクチュールショーに出席したゼンデイヤは、同ブランドの腕にあしらわれた突起(?!)が目を引くトップとサテンのトレーン(?!)付きスカートを着用。驚きのデザインも、オールブラックだからこそシックに落ち着いている。話題のぱっつん前髪と色を抑えたメイクもあいまって、何となくゴス風味。

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肌を見せて軽やかに。

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ディオールのオートクチュールのショーに降臨したリアーナは、同ブランドのシルクタフタのジャケットとスカート姿。ウエストマークしてシルエットにメリハリを出している。胸元を大きく開け、足元を白のアンクルストラップのパンプスにして肌を見せ、重くなるのを阻止。

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喪服っぽいけどかっこいい。

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パリ・メンズファッションウィークで見かけた『i-D』誌のオリヴィア・シンガーはこの日も黒の装い。サングラスをかけ、ボッテガ・ヴェネタのバッグ、ネイル、ホテルで借りたであろう傘まで黒で、何か不幸があったんでしょうか......とお悔やみを言いたくなるが、手にしたタバコが効いているのか何だかかっこいい。薄手のストッキングがお葬式感をより一層醸し出している気もするので、真似する場合は厚手にするか、どこかに色を足してもいいのかも。

text: Itoi Kuriyama, photography: launchmetrics

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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