フレアジーンズは本当にトレンドなのか? 3人のファッショニスタで検証。

2月9日に開催されたスーパーボウルのハーフタイムショーでケンドリック・ラマーがセリーヌのフレアジーンズをはいてパフォーマンスしたことで、「今フレアはいけているのか?!」と、ちょっとした話題になっている。ラッパー界ではマイナーなのかもしれないが、クロエが牽引するボーホートレンドもあり、ファッションウィーク中のストリートでは着用者が見られた。

根っからの愛用者。

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ケンドリックの記事では、「彼もはいている!」と、よく例に出されていたファレル·ウィリアムス。彼が手がけるルイ・ヴィトンのメンズでは当初からフレアシルエットを多用しているし、自身もよく着ているので、ようやく時代が追いついてきたんでしょうか。sacai×カーハート WIPのジャケット、キャップ、モノグラム・キャンバスの小ぶりなバッグ「スピーディ」、スニーカーを合わせていて、レトロなムードを漂わせつつ、彼ならではの世界観を作り上げている。

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王道の70年代ムード。

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次は、NYで出会った1970年代ムード満点の方。他をブラウン系でまとめ、ダブルブリッジのアイウェア、ネックレスの重ね付け、味のあるレザーのバレンシアガの「ル シティ」バッグなど、小物にも抜かりがない。

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クリスタル刺繍でギャルみを出す。

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最後の方もNYにて。クリスタルが刺繍されたタイプをセレクトし、Y2K方向に持っていっている。ただ、セリーヌのキャップにコーチのバッグで、異なる文脈の「C」を主張しているのと、素肌にコートを羽織っているっぽく、見ている人が「寒くないのかな」と心配しそうなのはいただけない......。

text: Itoi Kuriyama, photography: launchmetrics

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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