「漂着者」の美しき共演者、白石麻衣とシシド・カフカを齊藤工が撮影。
「齊藤工 活動寫眞館」について 2021.09.19
俳優・斎藤工が、アーティスト・齊藤工として手がける、モノクロ写真。尊敬する人、会いたい人にカメラを向け、映画のメインキャストを撮影するように、一瞬の表情と佇まいを写し取る。フィガロジャポン本誌「齊藤工 活動寫眞館」に未掲載のカットと、齊藤自身の言葉で、撮影舞台裏を綴ります。今回は、9月24日に最終回を迎えるドラマ「漂着者」で共演する白石麻衣とシシド・カフカを撮影した。
とある地方の海岸に漂着した、自分が何者かもわからない全裸のイケメン男性......。それを偶然発見した女子高生たちがSNSに動画を投稿したことで、後にヘミングウェイと呼ばれる彼は時の人となり、さらに世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮することで、人々を狂信の渦に巻き込んでいく。
秋元康が原作を手がけたドラマ「漂着者」で、主演としてオカルティックなヘミングウェイを演じる齊藤がフィガロジャポン11月号で撮影したのは、本作に欠かせないふたりの美しい共演者だった。
ヘミングウェイの正体を暴こうとする新聞記者でありながら、次第に彼の持つ不思議な能力に惹かれていく難しい役柄を演じている白石麻衣。SNS全盛の現代を設定にしながら、レトロなムード漂う作風の中でその美しい顔立ちが一際クラシックに映える印象を受ける。
「白石さん演じる新谷詠美の曇りなき眼差しは、謎めいたドラマ「漂着者」に置ける美しく鋭い剣。白石さんの深く優しく純正な心根が放つ光の美しさだと思います」
もうひとりは、自ら婚約者を名乗り、ヘミングウェイの記憶の扉が開くきっかけとなる琴音演じるシシド・カフカ。175cmの長身と妖艶な美貌が和服姿にとびきり映える。活動寫眞館への出演は、2019年1月号以来約3年ぶりとなる2回目。
「写真にも精通されているカフカさんは、こちらがシャッターを押す度に美しく完成された作品を提供してくれました」
いよいよクライマックスを迎えるドラマ「漂着者」の最終話は、9月24日放送。ぜひお見逃しなく。
●企画・原作・脚本/秋元康
●脚本/神田優、ブラジリィー・アン・山田
●音楽/菅野祐悟
●出演/斎藤工、白石麻衣、シシド・カフカ(出演は第5話まで)、野間口徹、リリー・フランキー、船越英一郎、生瀬勝久
●2021年7月23日より放送中
https://www.tv-asahi.co.jp/hyouchakusha/
2011年に乃木坂46に加入し、グループ卒業後はモデル・女優として活動。主な出演作に、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、テレビ朝日系ドラマ「漂着者」など。個人で開設したオフィシャルYoutubeチャンネル「my channel」の登録者数は130万人を超えるなど、多方面での活躍を期待されている。
ドラムボーカルのスタイルで2012年「愛する覚悟」でCDデビュー。モデル・女優など多方面で活躍中。現在公開中のスタジオジブリ最新作『劇場版 アーヤと魔女』では劇中歌にドラマーとして参加。18年にはアルゼンチンに留学してハンドサインを学び、同年よりリズム・イベント「エル・テンポ」を主宰している。
TAKUMI SAITOH
ナビゲーター役の NTV「こどもディレクター」(水曜 23:59~)放映中。出演映画『カミノフデ~怪獣たちのいる島~』が 7月26日公開。企画・プロデュースした今冬公開の児童養護施設のドキュメンタリー映画『大きな家』に続き、ハリウッド映画『ボクがにんげんだったとき/When I was a human』のエグゼクティブプロデューサーも務める。www.b-b-h.jp/saitohtakumi