アンフォルメル/広尾/フレンチ 時代に寄り添う、最新古典フレンチはいかが?

店名の“アンフォルメル”とは、1950年代に起きた美術運動のこと。それまでの美学を捨て、もうひとつの芸術を創ろうとしたその運動になぞらえ、「この店では、いま主流のイノベーティブとは違う方向性の料理を提供していきたい」とは、28歳の片岡龍太郎シェフ。

なるほどコースを飾る料理は、本州鹿のひき肉でフォアグラを包み赤ワインソースで仕上げた「本州鹿のファルシ」や「根セロリのポタージュ」など、いまどきにしては珍しくクラシックな料理が特徴。だが、その赤ワインソースもコンソメを加えてより軽く仕上げるなど、いまの時代に合った味覚をプラス。レトロとモダンが交錯する店内で、若手シェフの古きよきフレンチをぜひ。

2001xx-gourmande1-01.jpg

料理はすべて¥9,680のコースから。手前から、「本州鹿とフォアグラのファルシ 赤ワインとコンソメのソース」、クラシックなヴァンブランソースでいただく「ナメタガレイのパートフィロ包み焼き」。ワインはグラス¥1,100からある。

2001xx-gourmande1-02.jpg

前菜の「北海道の甘エビのタルタル」。ねっとりしたエビの甘味を生かしたひと皿。

2001xx-gourmande1-03.jpg

店内奥には静かな4人用個室もある。

アンフォルメル
東京都渋谷区広尾5-19-2 1F
tel:03-6455-7877
営)18時~22時30分L.O.
休)月、12/31~1/3 ※ほか不定休あり
予算:¥10,000~
座席数:カウンター8席、4人用個室1室
www.facebook.com/informel2019-101756167888590

*「フィガロジャポン」2020年2月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

2025年春夏トレンドレポート
中森じゅあん2025年年運
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
パリシティガイド
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • 広告掲載
  • お問い合わせ
  • よくある質問
  • ご利用規約
  • 個人の情報に関わる情報の取り扱いについて
  • ご利用環境
  • メンバーシップ
  • ご利用履歴情報の外部送信について
  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • Pen Studio
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CCC MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CCC Media House Co.,Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.