看板のない隠れ家的シチュエーション、そして謎めいたネーミングにも心惹かれるイタリア料理店。プライベートな空間で美食のひとときを約束してくれるのは、渋谷のビオディナミコで腕を振るった湯浅一生シェフ。いわく「ここではイタリアに特化せず、日本の食材も積極的に取り入れ、日本でしか味わえないイタリア料理を作っていきたい」と意欲を燃やす。
なるほど全12品のコースには、滋賀県産のカルナローリ米や霞ヶ浦の白魚など、産地や作り手にこだわった食材が随所にちりばめられている。食事に寄り添うワインは、ブルゴーニュを中心に稀少な銘柄も揃い、ペアリングで提供されることも。遅めの時間にはアラカルトの用意もある。
料理はすべて¥16,500のコースから。手前は、白インゲン豆にカラスミというトスカーナ定番の組み合わせにアオリイカを添えた「アオリイカのインサラータ」。奥は「ビュルゴー家シャラン鴨のロースト」。ワインはグラス¥1,100から用意。
青海苔を麺に練り込んだ「白魚と青海苔のタリオリーニ」
カウンターを中心に、現代アート作品が彩る大人の空間。
湯浅一生研究所
東京都渋谷区恵比寿西2-7-10 えびす第3 B1F
tel:03-6712-7713
営)18時~20時30分L.O.
休)不定休
予算:¥20,000~
座席数:カウンター4席、テーブル8席
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。来店時は事前にご確認ください。
東京都渋谷区恵比寿西2-7-10 えびす第3 B1F
tel:03-6712-7713
営)18時~20時30分L.O.
休)不定休
予算:¥20,000~
座席数:カウンター4席、テーブル8席
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。来店時は事前にご確認ください。
*「フィガロジャポン」2021年4月号より抜粋
texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA
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