【篠原ともえ連載Vol.23】"ギャラリー巡り"で想い出をつくる。

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緑鮮やかなこの季節。GWがスタートした方もいらっしゃるかもしれません。仕事が充実する中でも、素晴らしい体験や美しい景色に触れることはとても大切な時間ですよね。見知らぬ地で自然を観察すること、大好きなギャラリーを巡ることなど、心が喜ぶ新たな発見をすることは日常の楽しみのひとつでもあります。

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そんな私はインスピレーションそしてリサーチを兼ねて、オーストラリアへ。足を運んだのは街並みも一望でき公園もありとてもにぎやかなブリスベン市内サウス・バンクの川沿いエリア。ここはギャラリーや図書館などさまざまな文化機関が集まっていて、アーティストのダイナミックなモニュメントも楽しめました。  

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クイーンズランド・アートギャラリーの「Fairy Tales」展にも。ブリスベン限定のこの展覧会では「おとぎ話」をテーマに魔法や変身を題材にした、映画、絵画、素描、彫刻のほか、臨場感あふれるインスタレーションや、息を呑むような美しい衣装が一堂に集まっていました。中には私の憧れでもあるアートディクター石岡瑛子さんの衣装作品や、芸術家の草間彌生さんの作品など日本人アーティストも多く参加しており、その世界に魅了されました。

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シドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市であるブリスベン。今回初めて訪れたのですが、自然とカルチャーが融合し、人もみな親切でした。海外で心が豊かな体験をすると、時を経てその感動は意図せず私の創作へと繋がっていくことも。

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天気にも恵まれ、美しい景色たちも印象的。ギャラリー巡りの他には、海へも行き自然もチャージしました。私自身も日々の創作がファッションや絵画などジャンルレスなので、創作を通じてひとりでも多くの方に感動を届けるためにも、心が驚くような体験をこれからもたくさんしていきたいと思っています。

1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。歌手・ナレーター・女優活動を通じ、映画やドラマ、舞台、CMなどさまざまな分野で活躍。現在はイラストレーター、テキスタイルデザイナーなど企業ブランドとコラボレーションするほか、衣装デザイナーとしても松任谷由実コンサートツアー、嵐ドームコンサートやアーティストのステージ・ジャケット衣装を多数手がける。2020年、アートディレクター・池澤樹と共にクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。
篠原ともえ公式サイト:www.tomoeshinohara.net
公式インスタグラム:www.instagram.com/tomoe_shinohara/

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