贅沢旅に夢を膨らませて ロンドンから始まる、世界一ラグジュアリーな列車の旅。

 

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オリエント・エスクプレスと聞いて、アガサ・クリスティーのミステリー小説を真っ先に思い起こす人も多いのでは? 文学を始め、数々の映画や音楽の題材となっていることでも有名だ。

豪華な列車の旅の代名詞ともいえる、オリエント・エクスプレス。1883年にパリとブダペストやイスタンブールなどの都市を結ぶ豪華列車として運行を開始し、1920年代から1930年代にかけては王侯貴族やセレブリティたちがこぞって乗車、その栄華を極めた。しかし1970年代には空の旅の人気急上昇と反比例するように低迷し、ルートを短縮されていった。だが21世紀に入るとベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスとして蘇り、現在はその古き良き華やかな時代の姿をいまに伝える存在となっている。ロンドンからはプラハ、ベニスなどの都市への旅が楽しめる。

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美しい風景の中を走り抜ける。

客室があるのは、1920年代の美しい装飾を維持しながら現代の時代に合わせてリフォームされたキャビン。大理石のシャワールームを備え24時間のバトラーサービスもあるグランドスイートを筆頭に、夜にはベッドとなるゆったりとしたソファを備えたスイート、コンパクトながらも昔ながらの設えが味わい深いヒストリックキャビンの3タイプ。どの部屋も流麗な装飾で飾られ、ドラマティックな風景を存分に楽しめる大きな窓を備えている。

豪華さを極めたグランド・スイート。

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スイートのコンパートメント。

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夜にはソファが快適なベッドに早変わり。

食事は車中の大切なエンターテイメントのひとつ。寄木細工やガラス装飾が美しい歴史あるダイニングカーで、専属シェフ、ジーン・インバートが各地の旬の素材をフル活用した最高級の料理が味わえる。ソムリエが選んでくれるベストマッチのワインがその味をさらに引き立ててくれるはずだ。

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車窓に流れる絶景を眺めながらの食事は格別!

ディナーのあとはバー「3674」へ。生演奏の流れるなかでカクテル片手に夜遅くまで楽しめる。

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バー「3674」でとっておきの一夜を。

格式を感じさせるユニフォームに身を包んだ乗務員の行き届いたサービスと、タキシードやドレスで着飾った他のゲストたちに囲まれて、ここでしか味わえない世界一贅沢な列車の旅は生涯の思い出になることは間違いないだろう。

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ブルーにゴールドのラインが入った乗務員のユニフォームは、クラシックで特に目を引く。

text: Miyuki Sakamoto

在イギリスライター。憂鬱な雨も、寒くて暗い冬も、短い夏も。パンクな音楽も、エッジィなファッションも、ダークなアートも。脂っこいフィッシュ&チップスも、エレガントなアフタヌーンティーも。ただただ、いろんなイギリスが好き。

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