世界のリーダーに一問一答! シャルロット・シェネが歩んできた道のりは?
Society & Business 2021.12.29
大企業の社長や起業家など、世界で活躍する女性リーダー10人に質問。これまでの歩みや、いま考えていること……彼女たちの頭の中を知れば、前進するヒントになる!
シャルロット・シェネ|Charlotte Chesnais
シャルロット・シェネ創設者
Q.座右の銘はありますか?
何事も後回しにしない。野心に見合った行動を起こすべし。
Q.キャリアを加速させた出来事は?
ニコラ・ジェスキエールから、バレンシアガのジュエリークリエイションを任された時ですね。純粋に創造性を発揮できた4年間でした。ランウェイ用の作品が多かったので、マーケティングを気にすることなく限界に挑戦することができました。ふたつ目は、ある宝飾店のデザイナーのポストに応募したこと。プレゼンテーションにあたり、パッケージからロゴ、モチーフなど、自分のビジョンをすべて形にしました。そのポストは逃したけれど、結果、自分のブランドを立ち上げることに!
Q.現在の業績を教えてください。
従業員は十数名、年に2回コレクションを発表し、70カ国で販売しています。パリに初ブティックをオープンしたばかり。カスタムメイドのようなジュエリー8点を用意しました。
Q.出身地や家族について教えてください。
幸せな子ども時代でしたが、サルト県の小さな田舎町が嫌で、幼い頃からパリで暮らしたかった。祖父は獣医、父は薬剤師、母は眼鏡技師で、医者になろうと思っていました。でも、母から医者に向いていないと言われて、とても落ち込んだけど進路を考え直すことにしました。マーケティングを学ぼうとビジネススクールに入る勉強を始めたけど、そのうちにファッションそのものに興味があることに気付き、ファッションスクールに入学。2年目にはエマニュエル ウンガロのインターンとして働くようになりました。1年後にバレンシアガで経験のある若手を募集していて、応募しました。
Q.常にチェックするアプリはありますか?
インスタグラム!
Q.オフの時間は何をして過ごしていますか?
時々、南仏でブドウ栽培でもしようかなと妄想します。
「フィガロジャポン」2022年1月号より抜粋
photography: Léa Crespi (Madame Figaro) text: Maria Grazia Meda (Madame Figaro)