香港で大注目のラグジュアリーな新ホテルに潜入。

特集

2019年3月17日、香港のヴィクトリアハーバーを見下ろす九龍半島・尖沙咀(チムサーチョイ)のウォーターフロントに、ラグジュアリーホテル「Rosewood Hong Kong(ローズウッド香港)」がオープン。世界中にネットワークを広げるローズウッド・ホテルズ&リゾートの26番目のホテルであり、香港、そしてアジアを代表する新感覚のホテルとして注目を浴びている。

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尖沙咀側のハーバーサイドにあるプロムナードの先にそびえるのが、「ローズウッド香港」。ホテル前には、有名なブルース・リーの彫像が置かれている。

65階立てのビルは桁違いのスケール! 隅から隅まで抜かりのないインテリアは、目を見張るほどの贅沢さ。一方で、スタッフのきめ細かでフレンドリーなおもてなしと、随所ににじみ出る香港と尖沙咀への愛情により、気張らずにリラックスして過ごせる雰囲気を生み出していて、ラグジュアリーとホスピタリティーを兼ね合わせたホテルであることを実感できる。

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ローズウッド・ホテルズ&リゾートCEOのソニア・チェン。

CEOのソニア・チェンが香港人であることから、ローズウッド・ホテルズ&リゾートにとって、そのお膝元である香港は特別な場所。ハーバード大学卒の38歳で3児の母、いつもスタイリッシュでエネルギッシュなCEOのソニアは、「ローズウッド香港」が立つハーバーエリアの地主であり、香港有数のコングロマリット「ニューワールド デベロップメント」を率いるチェン一族の三代目でもある。1970年代に彼女の祖父がこの土地に大型ショッピングモールを建て、現トップである父の代に引き継ぎ、活気ある尖沙咀の街を作ってきた。この土地で生まれ育ったソニアにとって、「ローズウッド香港」への思い入れは形容しがたいほど深いのだという。

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英国人彫刻家ヘンリー・ムーアの『スリーピース・リクライニング・フィギュア』の向こうにはヴィクトリアハーバーの眺望が。

そんなオーナーの思いが行き渡ったこのホテルは、ゲストに泊まるよりも暮らす気分を抱いてもらいたいと、エントランスやロビーは比較的シンプルな造り。とはいえ、エントランス前でゲストを迎えるヘンリー・ムーアの屋外彫刻、インドの現代アーティストであるバーティ・カーによる眠る象の彫刻、樫材の寄木細工や大理石の床、壁、装飾、家具、スタッフの制服まで、これ見よがしではないにもかかわらず端正な上品さと豪華さが漂う。

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「ローズウッド香港」の紋章が取っ手に付いたドア。

オーナー一族が所有する美術館並みのアートも、館内の至るところに惜しみなく飾られている。加えてエルメスやロロ・ピアーナのファブリックがさりげなく壁紙として使われているなど、ファッション性も感じられる。

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客室にあしらわれたロロ・ピアーナのチェックの壁紙に、香港人アーティストのウィルソン・シェーによる作品も飾られている。

絶景を楽しめる自慢の客室へ。

ロビーを控えめに作る一方で、客室が並ぶ24階以上のフロアにはゆったりとしたサロンが設けられている。その階に宿泊するゲストが自由に寛げる、プライベートな空間だ。ここにはお茶やスイーツ、時間によってはカクテルも用意されている。また、愛犬を連れて宿泊できるペットフリーのホテルでもあり、犬専用のルームサービスまであるのもユニークだ。

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各フロアのサロンは、アート作品が飾られたギャラリーであり、静かに本を読むライブラリーでもある。

斬新な試みを取り入れているこのホテルの設計とインテリアを担当したのは、アンダーズ東京も手がけたニューヨークの香港人デザイナー、トニー・チー。

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吸い込まれるように眠りに落ちてしまうと評判のベッド。ファブリック使いまで美しい。

332室の客室はいちばん狭いタイプでも53㎡と、香港では珍しい広さ。80%以上の部屋がハーバービューで、残りの部屋からは九龍公園の緑や遠くの山々の眺望を堪能できる。全室の洗面所には、シャワールームとシンクがふたつずつ設置されていて、機能性と快適性も抜群だ。

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シンクや石鹸には、風水で縁起のいい八角形があちこちに使われている。

ラグジュアリーな体験を最大限に味わうならスイートルームの宿泊がお勧め。モダンなインテリアが飾られた92㎡以上というゆったりした部屋には、専任バトラーが付き、贅沢なおもてなしを堪能できる。

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スイートルームのリビングで、景色を眺めてゆったりと寛ぎたい。

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ホテル内で最大の174㎡の広さを誇る、マナースイートの浴室。

スイートルーム宿泊者は特典として、40階にあるエグゼクティブラウンジ「マナークラブ」も使用できる。ヴィクトリアハーバーを見下ろすテラスやプールテーブルなど、ゆったりと寛げる空間で、24時間利用可能。朝食やスナック、ドリンクのサービスを受けられる。なかでも朝食の自家製ヨーグルトとクロワッサンは絶品で、毎朝食べたくなるほど!

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マナークラブは、優雅なインテリアが飾られている。

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マナークラブには夜景が自慢のバーエリアも。

幅広いラインナップでレストランも充実。

オーナーの思い入れと地元愛が色濃くにじみ出ているのが、レストランだ。現在4軒のレストランとバーがオープンしており、今後、さらに4軒が追加される予定。

レストランは、とびきりスタイリッシュで上質だが、リーズナブルで親しみやすいのが特徴。正統的な広東料理を供する広東料理店「レガシーハウス」は、オーナーが家族への思いを込めて作った店。店名は、祖父のレガシー(遺産)をたたえるという意味から。瀟洒なプライベートルームには祖父の功績を讃える名前が付けられ、ディナーには一族の出身地である広東省・順徳の素朴な名物料理をベースにしたコースがふるまわれる。

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「レガシーハウス」には、叉焼豚やローストダックなど広東料理がずらり。

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小籠包を象ったカクテル用のうつわやパンダと竹のグラスなど、チャイナテイストのカクテルがユニーク。

ホテルダイニングの「ホルツカフェ」は、香港式カフェである茶餐廳(チャーチャンテン)をアップグレードした店。点心、ヌードル、香港式フレンチトーストなど地元の味から、フォーやラクサ、海南チキンなど東南アジア、ハンバーガーやパスタなどヨーロッパ料理まで揃い、誰もが楽しめる幅広いラインナップだ。

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カジュアルでローカルな香港式カフェをスタイリッシュにアップデートした「ホルツカフェ」。

チョコレートとシガー、カクテルが充実したシックなバー「ダークサイド」や、ケーキとアフタヌーンティーを楽しめる「ザ・バタフライルーム」と「バタフライパティセリー」は、別世界に誘われるような空間も見事。

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ダミアン・ハーストによる蝶のアートがシンボルの「ザ・バタフライルーム」。花のような椅子が目を惹く。

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凄腕バーテンダーによるオリジナルカクテルが評判のバー「ダークサイド」。ホテルのある九龍半島側が、香港島住民から「ダークサイド」と揶揄されていることから、あえて店名に。

香港の絶景を楽しめるインフィニティープールや、最新設備のジムの利用も可能。今後はスパも登場するという。「ローズウッド香港」で、新時代のラグジュアリーの完成形を体験してほしい。

Rosewood Hong Kong/ローズウッド香港
Victoria Dockside, 18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
tel:852-3891-8888
https://www.rosewoodhotels.com/en/hong-kong

réalisation:MIYAKO KAI

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