読谷村のリゾートホテルで、大人のための新しい沖縄旅。

Travel 2019.09.14

沖縄のリゾートとして人気上昇中の西海岸エリア。その一部である読谷村に、1部屋最大2名まで、16歳未満は宿泊できない大人のためのリゾート「グランディスタイル 沖縄 読谷 ホテル&リゾート」がオープンした。

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那覇空港から車で約50分。豊かな自然に囲まれた読谷村の地に、隠れ家のようにそっと佇むこのホテルのコンセプトは、「沖縄を美しくしなやかに遊ぶ」。グリーンが揺れるエントランスのアプローチを上りつめると“グラマラスな休日”をイメージして設えたというシックなデザイン家具、グレイッシュな空間のロビーが出迎えてくれる。

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スモールラグジュアリーホテルと別荘の中間のような、ほどよくプライベート感漂うロビーも印象的。

客室は全54室。9室のスイートのほか、デラックスツイン、スーペリアツインで構成され、4タイプのデザインを軸に、それぞれ異なる仕様になっているのも特徴的。全客室にはバング&オルフセンのBluetoothスピーカー、カドーの空気清浄機やヘアドライヤーが置かれ、最高の眠りを追求するためにオリジナルで開発されたベッドが導入されるなど、上質な寛ぎを演出するためのこだわりが設えのあちらこちらに感じられる。

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「一度使ってみたかった!」という声も多いカドーの空気清浄機やノーズレスヘアドライヤー、バルミューダのケトルなどがさりげなく置かれている。

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バング&オルフセンのBluetoothスピーカーを自分のデバイスと接続すれば、プレイリストの音楽を高音質で楽しむことができる。

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沖縄の湿度を考えて、さらっとした肌触りの素材をセレクトしたというベッドリネン。身体をスライドインすると、またたく間に眠りに引き込まれるような贅沢な寝心地。

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“ホテルオリジナル”にこだわって作られたというアメニティの中には、世界的にも注目される沖縄「豆ポレポレ」の仲村良行オーナーによるオリジナルブレンドのコーヒーや、高級品種のウコン「沖縄皇金」をブレンドしたオリジナルのさんぴん茶も。スイートには実際にコーヒーを豆から挽いて本格ドリップできる器具も置かれる。

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そのほかにも、松本栄によるガラス工房「てとてと」のロックグラス、読谷村のやちむん作家・金城有美子のマグカップ、琉球松を使用したアロマディフューザーなど客室内に置かれているものの多くがホテルのために作られたオリジナルプロダクト。気に入れば1階のショップで購入もできるようになっている点がうれしい。

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室内に置かれるアロマは読谷村の自然豊かな土地を通り抜けて感じる海風をイメージしたシトラスウッドの香り。レモン、シダーウッド、ブルーサイプレスなど、爽やかな中に甘さも広がる。

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女性が特に気になるバスアメニティも、沖縄の海と木々の香り、読谷村にそよぐ海風をイメージして調香したというホテルのオリジナル。クレンジング、ローション、乳液がフルボトルサイズで常備されている。

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一番右のボトルは、沖縄の海から作られた塩をベースに、ミネラルたっぷりの美容クレイ「クチャ(琉球石灰)」を配合したバスソルト。自然光が差し込む浴室で、ゆったりとしたバスタイムを演出してくれる。

壁に琉球石灰岩を使い、部屋の中央にはグレイッシュな空間に合わせて設えたノーブルカラーのソファーがゆったりレイアウトされたラグジュアリーなスイートルーム。外から聞こえるのは木々のざわめきや鳥のさえずり。カップルを想定したコンセプトではあるけれど、友人同士のお籠り旅にもぴったりな居心地のよさが印象的だ。

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専有面積64.07㎡の「プレミアムコーナージュニアスイート」。この部屋タイプは特に、書斎をイメージしたデスク、ドレッサーが配され、プライベートもしっかり確保されている。

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グランディスタイルのもうひとつのこだわりが「食」。ロビーフロアにあるバー&レストラン「テイスト」では、地元食材をベースに沖縄料理のエッセンスを取り入れながら提案されるアジアンミックスのメニューが楽しめる。

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「テイスト」でのディナータイム。照明を抑えた空間に浮かぶ藤製のらんたんが幻想的。

オリオンビールや泡盛など、地産のアルコールはもちろん、シャンパンやワイン、ウィスキーやハイボールなど、あらゆるジャンルのお酒とのペアリングが自由にカスタム可能。肩の力を抜いて、パーソナルスタイルでのディナーが楽しめる。

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甘辛く仕上げた豚のラープサラダを春巻きの皮で包んでコルネ状に。「粗挽きポークラープ アジアン香る コルネ」¥900

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お米をレッドカレー風味のおこげに。ガパオライスをフィンガーフードにアレンジしたひと品。「やんばる若鶏のフィンガーガパオライス」¥500

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島野菜もたっぷり使われているヘルシーなメニュー「島豚ラフテー 沖縄風サムギョプサル」¥1,200   ちなみに、ボトルで頼んだワインやウイスキーは上階のラウンジやバー、客室にも持ち込み可能。

朝はのんびりとブランチをとるためのラウンジとして、午後はカフェとして、自由な食事スタイルを音楽とともに愉しめるカフェラウンジ「チルラックス」では、食べごたえがありながらナチュラルでヘルシーなカフェメニューを提供。ブランチは、ホテル内であればどこでも移動してとることができるというユニークな提供スタイルで、気分が赴くまま、プールサイドやテラスでちょっとしたピクニック気分も味わえてしまう。

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オーダー時に頼めば、カフェ内で提供される朝食メニューと同じものを藤製のバスケットに(和食の時はトートバッグに)入れてくれる(提供時間7時~14時)。

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カフェ内であればサラダやスープ、デトックスウォーターがお代わり自由。カスタム自由なサラダなど、カフェ内での食事も楽しい。

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フリーWi-fiはもちろん、電源が確保できるデスクを中央にレイアウトしたカフェ空間の内装もかなりユニーク。

「チルラックス」の奥には、滞在するゲストは朝7時から夜23時まで通年利用可能なインフィニティプールが。時間帯で変わる音楽とライティングを楽しみながら、刻々と変わる読谷村の自然の色や表情を肌で感じることができる。

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同じフロアにある「バー ザンパ」では、ホテルの目の前に酒造所を構える「残波」の泡盛をはじめ、各国のウィスキー、シャンパン、ワイン、カクテルをラインナップ。8席のみの小さな空間で、大人の遊び場感も高まる(18時〜24時で利用可能)

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目の前に美しいビーチやオーシャンビューはないものの、緑あふれる読谷村の風を感じながら、ひたすら心の凝りを解して自由を満喫する。そんな新しいスタイルの沖縄旅。一歩足をのばせば、世界遺産に登録される座喜味城遺跡などにもアクセスできるほか、そのすぐ近くにある「やちむん(焼き物)の里」で地元作家の工房を訪ねてめぐるのも楽しい。

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世界遺産に登録される座喜味城跡。村内一番の高台で、天候に恵まれれば夕日の絶景を眺めることができる。

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独特な色使いと質感で知られる沖縄のやちむんファンも多い。

グランディスタイル 沖縄読谷 ホテル&リゾート
GRAMDAY STYLE HOTEL & RESORT OKINAWA YOMITAN


沖縄県中頭郡読谷村字瀬名波571-1
tel:098-987-8300
チェックイン 14:00 / チェックアウト 11:00
2名1室利用時の2名分料金   ¥60,000〜¥285,000(素泊り)¥65,000〜290,000(朝食付)※税サ込
https://glamdaystyle.jp

 

texte:AKARI MATSUURA

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