Renault パリジェンヌが注目する、地球に優しいアドレスを訪ねて。
Travel 2020.02.03
PROMOTION
リサイクルにアップサイクル、地産地消、プラごみや難民問題への取り組みまで――ミレニアル世代のパリジェンヌにとって大切な価値観は、地球に優しいSDGs(持続可能な開発目標)。ただし、環境に配慮しながらも潤いのある暮らしは忘れない。そんなパリジェンヌが愛する、おいしくて可愛いアドレスはこちら!
坂道と石畳が続くモンマルトルもなんのその。快適ドライブを約束するパリ生まれのコンパクトカー「ルノー トゥインゴ」。曇りがちな冬のパリも、鮮やかな「ジョン マンゴー」カラーのルノー トゥインゴで繰り出せば、気分も晴れやかに。
1.メイド・イン・フランスのお宝が詰まった、バザール。
ル・バザール・フランセ|Le Bazar Français|6区
元は精肉店だった! その名残が天井の装飾に残る、パリらしい店。守備範囲はモード、キッズ、メンズアクセサリー、インテリアや文具、小型家具まで。50ブランドがずらり。
パリジェンヌにとって、メイド・イン・フランスのイメージは? クオリティがいいこと、そして伝統のノウハウが生きていること。遠い国から運ばれる製品よりも環境への負荷は少ないし、国内の中小企業の元気にも繋がるとあって、フランス製を買うことは、ちょっとした社会貢献でもある。
そんなわけで、フランス製にこだわったセレクトショップはパリにいくつか誕生しているけれど、先ごろボン・マルシェ百貨店の近くにオープンした「ル・バザール・フランセ」は、その名の通り、欲しいものがザクザク詰まった宝箱のようなショップだ。
店主のジュリエット・ダンカンは、もともとテレビ界で活躍するジャーナリスト。メイド・イン・フランスをテーマにしたルポを通してたくさんの生産者に出会い、彼らの仕事をひとつの場所に集めたいと、オンラインショップから出発したのだそう。とはいえ、店に並ぶのは古くさい伝統工芸品ではない。「セレクトのポイントは、まず自分が素敵、欲しい、と思うこと。そして手頃なプライスであることも大事よ」というから納得だ。
たとえば、ナントの工房から生まれる「アンドレ・ジャルダン」の自然素材のブラシや、120年の歴史を誇る「シャルヴェ・エディシヨン」のキッチンリネンは、伝統のノウハウを継承するメゾンに新世代オーナーの感性が薫る、毎日使いたくなる品。根強いファンを持つプレクシグラスのアクセサリー「ヘルムート・パリ」や、伝統のテーブルウェアをツイストした「ピエ・ド・プール」など、イキのいいクリエイターの作品もよりどりみどり。メイド・イン・フランスのお宝を探しにどうぞ。
手作りだからひとつずつ表情が違う。さまざまな色と大きさをミックスして楽しみたい陶器は、パリのアーティスト、マティルド・ラシャルの作品。
シャルヴェ・エディシヨンの麻100%のキッチンリネンは色合いが美しい。各15ユーロ前後。19世紀から自然素材のスキンケアを発信するフェレ。レトロなパッケージも素敵。スミレのほのかな香りのル・ボーム15ユーロ、はちみつ入りのヒアロミエルクリーム13ユーロなど。
世界中のデザイナーの作品を木工の伝統の地ジュラで制作する「ヤ・パ・フ・オ・ラック」。ロウソク立ては89ユーロ。ロワール川河畔で作られる「ル・バロン・パピヨン」のスニーカーは245〜395ユーロ。マリー・アントワネット柄が人気。
Le Bazar Français
24, rue e l’Abbé Grégoire 75006 Paris
tel:07 56 80 33 90
M)RENNES, ST PLACIDE
営)11時〜19時
休)日
https://lebazarfrancais.com
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2.本場のワールドフードが味わえる、難民シェフたちのレストラン。
レ・キュイスト・ミグラトゥール|Les Cuistots Migrateurs|11区
ヴォルテール通りに面した、レ・キュイスト・ミグラトゥール。ポップアップレストランだが、最低1年はこのアドレスに滞在するので、パリ旅行の際はぜひ訪れたい。
バングラデシュのナスのキャビア「Begun Bhorta」、シリアのフェタチーズ入りパイ「Fatayer Jibn Za’atar」、イランのキャロットジャム入りヨーグルト「Moraba e Havidj」。耳にも目にもなじみの薄い、異国の料理が並ぶレストラン。フランス風にアレンジしたり、パリの好みにおもねることのないオーセンティックな料理は、ほかではなかなか味わえない味だ。
店の名は、“渡り鳥の料理人たち”の意。というのも、この店の料理人はさまざまな理由から国を離れてフランスにやってきた難民たちなのだ。
ルイとセバスチャン、ふたりのパリジャンが立ち上げたプロジェクトは、2016年、ケータリングからスタート。2015年にシリアからフランスにやってきたファエックが、難民シェフ第1号となった。プロの料理人であるアンディが、それぞれの難民シェフをサポートし、フランスの食材でそれぞれの文化の味を実現するべくアドバイス。いまやイラン、エチオピア、チェチェン、ネパール、アフガニスタン、バングラデシュ、セネガルの料理人が加わり、お国の料理を披露している。どれも100%手作り、野菜たっぷりのヘルシーフードだ。
朝からカフェとしてオープンする店には、パソコンを抱えてちょっとしたワーキングスペースとして利用する常連も。昼ともなれば、10ユーロからのランチメニューをお目当てに、近所で働く人たちも集まってくる。難民支援のプロジェクトに賛同してレストランにやってくる人はもちろん多いけれど、ほかでは味わえない、手作りの珍しい料理に魅せられるリピーターも増加中。週末のブランチでは、具だくさんのイランのオムレツ「Kuku」をお試しあれ。
シンプルだけれど、ビタミンカラーが利いた内装。サラダ、メッツェ、メイン料理の組み合わせで、ランチは11〜14ユーロ。1ユーロ割引でテイクアウトも。
手前は人気料理、イランの赤ピーマンのファルシ「Dolmeh Fel-Fel」。奥はアフガニスタンの、ジャガイモとネギのパイ「Bolani」。右奥がシリアのビーツとヨーグルトのキャビア「Mutabal Shawandar」、その手前がシリアのオリーヴとキュウリのサラダ「Zaytoun Za’atar」。自家製ジュースやお茶も充実。
デザートにはイランのキャロットジャム入りヨーグルト「Moraba e Havidj」、ネパールのナッツと干しブドウ入りリ・オ・レ「Kheer」を試したい。各3.50ユーロ
店内には難民シェフのポートレートも。先ごろ、シェフたちの背景も紹介したレシピ本を刊行したばかり。
Les Cuistos Migrateurs
81, boulevard Voltaire 75011 Paris
tel:09-86-57-47-46
M)SAINT AMBROISE
営)10時〜18時(ランチ:12時〜15時 ブランチ:土曜、日曜の12時〜16時)
休)月
www.lescuistotsmigrateurs.com/popup
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3.エコフレンドリーな毎日をサポートする、モンマルトルの小さな店。
ジュール・ザ・ヴニール|Jours à Venir|18区
木製のテーブルや棚がナチュラルで優しい表情。小さいけれど60ものSDGsなブランドが並ぶ。お向かいに見えるのは、映画『アメリ』の舞台になった食材店。
モンマルトルは、一方通行の石畳の小道が続くちょっと懐かしい雰囲気漂うエリア。映画『アメリ』ですっかり有名になったカフェや、回転木馬のある広場もさることながら、映画公開から20年近く経ったいまも観光客が訪れるのが、アメリが通った食材店。レアとアリスが開いた「ジュール・ザ・ヴニール」(これからの日々、の意)は、そのちょうどお向かいにある。
地球の未来を守るライフスタイル、それは20~30代のパリジェンヌがいまいちばん心を砕いていること。27歳のふたりが開いたこの店は、そんな時代の空気を象徴している。「環境に配慮した暮らしをしたいけれど、食材店からファッションまで、10軒ものお店を回らなくてはいけないなんて」と、2018年にまずオンラインショップを開始。昨年10月には、路面店のオープンにこぎつけた。
ふたりのモノ選びのポイントは、ビオ、フェアトレード、ごみゼロなど7つの項目のどれかに合致していること。そして美しいこと。モットーは、「Beau et Bon」(美しくて良い)だ。アップサイクルのモードやパッケージを廃したごみゼロのコスメ、手仕事の雑貨やアクセサリーはもちろん、お茶やオリーブオイル、グラノラなどの食材もあって、エコな日常をおいしく、楽しくしてくれるものばかり。
さらにDIYのアトリエも毎週開催。商品を置くブランドのクリエイターを呼んで、ドライフラワーのアレンジ、ナチュラル・キャンドル作りなどを行っている。なかにはお客さんの要望で生まれた、環境に優しい洗剤作りのプログラムも。アトリエに集まるのは、共通の価値観を分かち合うパリジェンヌたち。小さな店は、そんなコミュニティの中心地でもある。
人気のビューティより、ギリシャの手作りコスメ「Laouta」。ギリシャの野生のハーブからインスパイアされたオイルとバーム。全身用のレペアバーム小10ユーロから、ヘアやボディ用オイル各種21〜27ユーロ。手前はごみゼロ志向「Louise Emoi」の固形シャンプー。各8ユーロ
「Lundi au Soleil」、お天気の月曜日という名のブランドは、愛らしい刺繍が人気。ショーツからアイマスク、パスポートカバーなど、どれも微笑みを誘うモチーフ。アイマスク26ユーロ、ショーツ29ユーロなど。
ナチュラルコスメ作りから、指輪や花冠まで。「環境に優しい」をキーワードにしたDIYアトリエは、定員12人。火曜のアフターワークや、土曜日の朝に開催。
Les Jours à Venir
2, rue Androüet 75018 Paris
M)ABBESSES
営)10時30分〜19時30分
休)日
www.joursavenir.com
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パリジェンヌのフットワークにマッチ、小回り抜群のルノー トゥインゴ。
シックなパリの街に映えるビタミンカラー。ジョン マンゴーのルノー トゥインゴは、フットワークの軽いパリジェンヌの元気な味方だ。
渋滞が多く、駐車スペースも年々減少しているパリ。そんな都会の暮らしにマッチする車の条件は?と聞かれれば、パリっ子ならまず、「小回りが利くこと」「コンパクトで駐車しやすいこと」と答えるはず。ルノー トゥインゴは軽自動車並みの回転半径4.3mがもたらす小回り性能で、Uターンも縦列駐車も楽々こなす。
さらに、高めのドライビングポジションのおかげで視界が広く、たくさんのクルマが交錯する凱旋門やコンコルド広場の走行も、スムーズでエレガント。パリのあちこちにオープンする気になるスポットを訪ねたり、ショッピングの戦利品を運んだり、と常にアクティブなパリジェンヌのフットワークを支えてくれるクルマなのだ。
今回ご紹介したビビッドなジョン マンゴーのほか、愛らしい「ブルー ドラジェ」「ヴェール ピスタッシュ」など、おしゃれなボディカラーも気持ちをアップ。グレーな空のパリの冬も、ルノー トゥインゴと一緒なら、元気いっぱい!
見晴らしの悪い狭い坂道も、小回りの良さと視界の良さで快適走行。
坂道の縦列駐車もおまかせあれ! 本体価格¥1,790,000~(2020年2月時点の10%の消費税を含んだ価格です)。
※本記事で撮影に使用しているのは欧州仕様車のため、日本仕様とは異なる点があります
photos:OLIVIER BARDINA, réalisation:MASAE TAKATA (Paris Office)