2020年版 星野リゾートの温泉旅館「界」×李家幽竹の開運旅 開運旅の始まりは、贅沢な朝ごはんから。
Travel 2020.02.18
2020年の運気を高めてくれる最強の開運アクションを、人気風水師の李家幽竹さんがおすすめします。2020年3月は、ご利益が6〜10倍になる「旅行月」。3月5日から4月3日の間に吉方位へ旅すると、開運旅へ6回行った分のパワーがチャージできます。さらに3月7日、16日、25日、4月3日に出発すると、なんと10倍の運気が得られるというご利益満載の1カ月なのです。
星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」から、5回にわたって開運ポイントに合わせた旅を提案します。多彩な自然と文化にあふれた日本の魅力を再発見する「界」に滞在し、満ち足りた気持ちになれる旅をすることで、より豊かなパワーを身に付けましょう。まずは2020年の幸運を呼ぶ、「朝ごはん」にフォーカスした旅のプランをご紹介。
開運ポイント1 「贅沢な朝ごはん」
食べることは、人が生きていくために欠かせない行動であると同時に、幸せや充実感を生み出す“金”の行動でもあります。旅先でも一日のスタートである朝食が豊かだと、その土地で得られる運気の吸収率が断然アップ。「できれば開運スポットに出かける前に朝食をいただくのがおすすめ。朝ごはんをおいしくとるためにも夜中の食事は控えましょう。また朝食前に温泉に入っておくと、さらに朝食で充実の気を得ることができます。一日の始まりに『おいしい』と感じ満足することが大切なのです」と李家さんはアドバイスします。
星野リゾート 界 出雲
神気を高める“神饌朝食”で、旅の運をアップ。
数々の日本神話の舞台となり、出雲大社をはじめ多くの神社が点在する島根県。なかでも玉造温泉は、『出雲国風土記』にも記される歴史ある温泉地だ。この神話の里に佇む界 出雲は全室露天風呂付きの温泉旅館。美人の湯として知られる温泉は、大浴場はもちろん、客室露天風呂でも満喫できる。食事は近隣で獲れるシジミやカニなど旬の食材をふんだんに使った会席料理を。茶室では日本庭園を眺めながら松江の茶の湯文化を体験できるほか、神話をもとにした「石見神楽」の舞を毎晩披露。日本人の魂のふるさとで、幸せの運気を呼び込む開運旅を楽しみたい。
ロビーから赤い太鼓橋を渡ると雅な和の世界へと誘われる。竹灯籠を配した中庭も風情がある。
今年、界 出雲でおすすめのプランは神饌朝食の付いた特定宿泊プラン。神饌朝食とは、神に捧げる食事のなかでも最も重んじられてきた3つの要素、「米・塩・水」のほか、川魚、海魚、野菜、海藻、水鳥、野鳥といった要素を忠実に再現したもの。「神人共食」といって、神様と同じ食事をいただくことで、神様とご縁を結び、新たなパワーを授かることを祈願する。「今年は食べたものがそのまま運になる年。神饌朝食は神に近づく儀式だと思ってありがたくいただきましょう。パワースポットからもらえる運も高まります」と李家さん。心を込めて作られた朝食をいただきながら神様に感謝し、清らかな気持ちで心と体を整えたい。
神饌朝食は、出雲大社ガイド付きツアープランのみでの提供。スタンダードプランでは、『出雲風土記』に登場する食材を使った郷土料理の数々が食卓に並ぶ。
星野リゾート 界 出雲
島根県松江市玉湯町玉造1237
tel:0570-073-011(界 予約センター)
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
アクセス:電車/JR玉造温泉駅より車で約5分。車/山陰自動車道、松江玉造ICより約15分。
https://kai-ryokan.jp/izumo
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星野リゾート 界 津軽
土地の運気を取り込む郷土料理をいただきに。
弘前から電車で約10分、古くから湯治場として知られる大鰐温泉。津軽の奥座敷に立つ界 津軽は、樹齢2000年の古代檜の湯殿、大間のマグロと地酒が堪能できる料理、毎夜開催される津軽三味線全国チャンピオンとスタッフによる迫力の生演奏、津軽こぎん刺し体験など、郷土文化を体感できる趣向が盛りだくさん。世界自然遺産の白神山地や八甲田、奥入瀬渓流など豊かな自然に囲まれた津軽で、土地の恵みを享受できる湯宿だ。
とろりとした肌触りの大鰐温泉をたたえるのは樹齢2000年を超える古代檜の湯船。津軽のりんごを浮かべた内風呂で爽やかな香りを楽しんで。冬は雪景色、春は桜、夏は新緑、秋には紅葉と四季折々の景色が窓の外に広がる。
界 津軽の朝食は、文豪・太宰治の小説にも登場する津軽の郷土料理を再現。名物・貝焼き味噌は、ホタテの貝殻の上にホタテの身とかつお節、ネギを味噌で味付けし、卵でとじたもの。香ばしい香りが食欲をそそる。「郷土料理のなかでも特に味噌は定着の気を強める食材。朝食に食べることで、その土地で得た運気を定着することができます」と李家さん。一日の始まりに自分の地盤を広げるイメージで、しっかりと朝食を噛み締めて。
運気を定着する郷土料理で、一日をスタートしよう。
星野リゾート 界 津軽
青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
tel:0570-073-011(界予約センター)
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
アクセス:電車/JR奥羽本線大鰐温泉駅より車で約5分。車/東北自動車道大鰐弘前ICより約15分
https://kai-ryokan.jp/tsugaru
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星野リゾート 界 川治
具だくさんの鍋料理で、さまざまな気を瞬時に吸収。
鬼怒川と男鹿川が合流する渓谷に開けた川治温泉。界 川治は、里山の風情漂う温泉郷に佇む温泉旅館だ。武家屋敷を思わせるどっしりとした長屋門をくぐると、水車から響く水の音が耳に心地よい。渓流のせせらぎに包まれた大浴場には内風呂、2つの露天風呂が続き、自然と一体になった贅沢な湯浴みが楽しめる。湯上がり後は手挽きの石臼体験や烏山和紙の紙漉き体験ができる「ご当地楽」で、里山の知恵を再発見するのも楽しい。
大浴場の露天風呂には栃木県の伝統工芸「ふくべ細工」をアレンジしたひょうたんランプがゆらめく。夕闇に幻想的に光るランプがリラックス効果を高めてくれる。
その昔、川治に住む鬼子蔵さんが、病床の妻に食べさせたところ完治したという、地域に伝わる伝説の料理、鬼子蔵汁。餅やニンジン、ゴボウなどがごろごろ入った、醤油ベースの具だくさん鍋を朝食にいただけば、体の中から気が充満する。「具だくさんの鍋は食材の持つ運気を一気に吸収できます。食べた瞬間にいろいろな運が補充され、気を高くすることができるのです」と李家さん。治癒効果のある温泉とともに、鍋料理で英気をみなぎらせて。
朝食は、たっぷりの具が入った鬼子蔵汁をメインにした和食膳。
星野リゾート 界 川治
栃木県日光市川治温泉川治22
tel:0570-073-011(予約センター)
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
アクセス:電車/野岩鉄道会津鬼怒川線、川治湯元駅下車。送迎車で約5分。車/日光宇都宮道路、今市ICから約40分。
https://kai-ryokan.jp/kawaji
星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」。火山立国日本が育んだ温泉文化を現代的にアレンジ。その土地ならではの「ご当地楽」や四季折々の和の趣を大切にしたオリジナリティあふれるアクティビティが魅力。また、和食のコースメニュー「日本旅会席」も人気。
現在は青森県の大鰐温泉、栃木県の川治温泉、神奈川県の箱根湯本温泉、静岡県の伊豆山温泉などに15施設、そしてこの春、新たに山口県の長門湯本温泉に「界 長門」が開業する。
お話を伺ったのは...
風水師・李家幽竹(りのいえゆうちく)
韓国・朝鮮王朝の王族、全州李氏19代目風水師。「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行い、その女性らしい独自のセンスで展開する風水論をもとに、開運のスペシャリストとして多くの女性たちが支持。毎年15冊以上のベストセラー書籍を出版するなど著書も多数。出版書籍は200冊を超える。https://yuchiku.com
【INDEX】
2020年版 星野リゾート×李家幽竹の開運旅。
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texte : JUNKO KUBODERA