ソウルでいただく、李氏朝鮮時代の記憶が宿るメニュー。

「独床」と呼ばれる一人膳でスタートする、李氏朝鮮時代のエッセンスを取り入れたランチコースは、プレゼンテーションやうつわ選びも素敵。

クォンスクス｜Kwonsooksoo 권숙수

テーブルの上に小さなお膳が置かれ、ランチがスタート

ランチコース「점심상코스」（66,000ウォン）には、金浦特酒がマッチ。ホシガキのクリームチーズ和え、ニンジンとオレンジの粥、韓牛のビーフジャーキーなど、アミューズだけでも満足できる。

金浦（キンポ）の米が原料の伝統酒と、韓牛、タコのゼリーを含む6種類のアミューズ。ランチコースは朝鮮時代の習慣、独床と呼ばれる一人膳でスタートする。コンセプトは、お酒に合う韓国料理。実際、重めのワインや焼酎と合わせて楽しんでも風味が負けない、ややしっかりした味付けの料理が続く。旬の食材を使用するため、メニューは毎月更新。モダンなうつわ選びにも注目だ。

ランチコース「점심상코스」（66,000ウォン）より、ズッキーニの花とエビのボイル。甘じょっぱい松の実のムースと、キノコのピューレを添えて。 

静かな個室席は3人以上で予約が可能。

※『フィガロジャポン』2018年2月号より抜粋