Paris 連載

今週のPARIS

Aimeのアトリエ&ブティックをのぞいてみよう。
装うようにつけるジュエリーがみつかる。

今週のPARIS

プレタブランドのレプレリードパリでジュエリーのデザインを始めたマガリ・ポン。5年前にジュエリーブランドAime(エーム)をスタートした彼女は、アールデコやフリーダ・カーロなどの芸術界、あるいはインドなど異国の文化にインスパイアされたデザインを続けている。きらきら光る派手さを避けた日常のコーディネートにあわせやすいジュエリー、見た目に美しいオブジェではなくファッションの一部としてのジュエリーというのがAimeの特徴だ。 パリジェンヌたちの間で、このブランドが不動の人気を保ち続けるのもそれゆえ。ずっと以前に美しいジュエリーが欲しくても手が出なかった自身の経験から、若い女性も買いやすいようにとクオリティの割には価格を抑えめに設定している。これは、女性による女性のためのジュエリーの強みといえよう。

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左から。ハチのリング 115ユーロ。フェザーのイヤリング 155ユーロ。植物のイヤリング 110ユーロ。

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(左)ブルーのカフ・ブレスレット 220ユーロ。(右)ペンダント 225ユーロ。


今年マガリは、マレ地区にアトリエを兼ねたブティックをオープンした。パリではメルシーやギャラリー・ラファイエット、フランク・エ・フィスなどでAimeは購入できるが、セレクションが豊富という点でこのブティックの誕生はうれしい。ちょっとボヘミアンで、アーティスティックな雰囲気。ここはマガリのアトリエも兼ねている。彼女のクリエーションが生まれるバックグランドに触れつつ、ショッピングができるというのは悪くない。

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Aimeのブティック&アトリエ。


さて創立5周年を祝った今年、Aimeにはもうひとつの話題がある。ジュエリーブランド Charlet(シャルレ)のためのデザインを始めたのだ。Charlet par Aime(シャルレ・パール・エーム)と命名された18金を使ったコレクションで、こちらはAimeより少々大人びたタイプ。腕と指をつなぐチェーンや、首とウエストをつなぐチェーンといったボディジュエリーも揃っている。マガリのジュエリーの冒険は、これからもどんどんと広がってゆくに違いない。

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デザイナーのマガリ・ポン


Aime
75, rue Charlot
75003 Paris
営)10:00~19:00
休)日・祝
http://aime-bijoux.fr/

Charlet
http://www.charlet-bijoux.com/fr/

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