シアーシャ・ローナン、トニー賞授賞式で「輪郭矯正なし」メークが話題に!
Beauty 2016.06.20
ブロードウェイで活躍する俳優たちを称える年に一度のセレモニー、トニー賞が6月12日にニューヨークで開かれ、そこに登場したブルックリン出身のシアーシャ・ローナンが纏っていた、ペールピンクのドレスに観客たちの目が釘付けになった。
ザック・ポーゼンがデザインしたドレスは、お腹のところに小さな三角形のカットアウトがあるだけで他は飾り気のないシンプルなドレスだった。
メークアップアーティストのタリア・スパロウによる、派手ではないが美しいメークを施されたシアーシャ。タリアは、シアーシャの22歳という若さと輝きを引き出すのが狙いだったと説明している。
「狙ったのは、モダンでロマンティックな感じ。彼女の若々しい、露に濡れたような清らかな肌を強調したかったの」と、タリアは米版『InStyle』誌のインタビューで語っている。「見た感じのクリーンさや新鮮さを残したかったの。それにもうひとつは、コントゥアリング(輪郭矯正)をしないで顔のフォルムを整える方法を使っているのよ」
使用アイテムの詳細をタリアに聞いてみたところ、その夜のために選んだのはローラ・メルシエ。ブレミッシュレス・ファンデーション・プレミアを、キャンドルグロー・ソフト・ルミナス・ファンデーションの下に敷き、そこに少しだけコンシーラーを加え、シアーシャの頬骨の形を整えるため、より軽くて暗めの影をフェイス・イルミネーターで入れていったという。
目のまわりは、ローズゴールドの仕上がりを目指して、ピンクベースのアイシャドウを使ったうえに、アイライナーで整え、マスカラを少々加えている。仕上げには、ローラ・メルシエのペイント・ウォッシュ・リキッド・カラーのペタル・ピンク・リップグロスで唇に輝きを与えている。
この夜のレッドカーペットで、ソフトなシェードを選んだのはシアーシャだけではなかった。ミシェル・ウィリアムスはフリル付きの白のルイ・ヴィトンのドレスで注目を集め、トニー賞候補のサラ・バレリスは、ピーチカラーのゴメス・ガルシアのガウンに身を包んでいた。
ペールトーンのトレンドに少しだけエッジの効いたスタイルを持ち込んだのは『Girls/ガールズ』のスター、アリソン・ウィリアムスで、白いDKNYのジャンプスーツに黒いヒール、グレーのクラッチバッグというスタイルが目を引いた。
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