シャルロット・ゲンズブール、過去の整形願望を告白。

Beauty 2017.04.20

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仏歌手で女優のシャルロット・ゲンズブールは、若い頃に自分の鼻の形が嫌でたまらない時期があり、形成術を受けようかと真剣に考えたことがあったものの、それを父セルジュに説得されて結局思いとどまったという。いまでは自然な美しさがいちばんだと、シャルロットは考えるようになったそうだ。
「父は、私のこの大きな鼻が君の財産だと常に言っていたわ」と、『New York Magazine』誌の女性向けウェブサイト「The Cut」に対してシャルロットは打ち明けている。
「私自身は自分の鼻を直したくてしょうがなかった。形が大嫌いで、恥ずかしいと思っていたわ。でも、父は手術して鼻を直すのは大きな間違いで、以前は素晴らしく大きな鼻だった歌手のジュリエット・グレコが、手術で鼻を直したらもはや彼女じゃなくなってしまい、かつての個性がなくなってしまったと言うから、私は大きな鼻のままでもいいと考え直したの」

シャルロットが、メイクブランドNARSとコラボで展開する新メイクラインで伝えたいメッセージは、完璧でないものに美しさを見出すこと。15ピースからなるスペシャルなコレクションは、現地時間の4月17日から店頭販売が開始され、メイクアップの際にできるだけナチュラルに見えることに主眼を置いている。
「私もメイクはもちろんするけれど、化粧をしていることがあからさまになるのは嫌なの。でも、これまで映画に多く出演してきて、メイクアップアーティストの人たちから欠点を上手に隠すヒントをもらってきたわ。私にとってメイクはカモフラージュが中心で、自分が気に入っているところをほんの少しだけ強調するというものなの。この新コレクションは、自分が透明でいられることがコンセプト。あまり塗りたくらなくて済むものの方が私は好きだから」と、シャルロット。
「他の人が魅力的だと思わないところに、私は魅力を感じる気質なの。眉毛は抜かないし、上部分だけ少しトリムするくらい。自分自身の顔が持つ、元々の不均衡なところをある程度保って、あまり個性のない小奇麗なものにしないようにしたいわ」

シャルロットとNARSのコラボコレクションは、日本では5月19日より限定発売となる。

©︎Cover Media/amanaimages

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