夏に役立つ、デリケートゾーンのケアと正しい知識。 デリケートゾーンの匂いの原因は?
Beauty 2018.07.25
毎月の生理や妊娠・出産にも直結するデリケートゾーンは、女性にとって一番大切な部分。でも、間違った自己流ケアが原因で、トラブルが起こりがち。夏に多いデリケートゾーンのお悩み対策や、快適に過ごすためのヒントを、産婦人科医のよしの女性診療所院長・吉野一枝先生に教えてもらいましょう。
いつもと違う匂いを感じたら、婦人科を受診して。
体臭が強くない日本人は匂いに敏感になりがち。でも、膣から分泌されるおりものには多少の匂いがあるもの。
「ガードネレラ菌など匂いの強い菌も多いのですが、健康な状態であれば善玉菌のデーデルライン桿菌が撃退してくれます。ただ洗い過ぎや免疫力の低下、抗生物質の服用で常在菌のバランスが崩れると、雑菌が過剰に繁殖。いつもと違う強い匂いがする場合は、細菌性膣炎や性感染症の疑いも。ほかに、進行性の子宮がんでおりものが増えて悪臭を放つ場合があるので、気になるようなら婦人科を受診しましょう」(吉野先生)
吉野一枝先生
よしの女性診療所院長。産婦人科医。臨床心理士。婦人科系疾患はもちろん、心や体の悩みなど女性の人生にやさしく頼もしく寄り添うドクター。生理、妊娠、ホルモンバランスやピルの処方も気軽に相談できる。
著書に『40歳からの女性のからだと気持ちの不安をなくす本』(永岡書店刊)など。
www.drkazue.jp
よしの女性診療所院長。産婦人科医。臨床心理士。婦人科系疾患はもちろん、心や体の悩みなど女性の人生にやさしく頼もしく寄り添うドクター。生理、妊娠、ホルモンバランスやピルの処方も気軽に相談できる。
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photo:©Image Source/amanaimages, texte:ERI KATAOKA
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