「臓活」で、ストレスに負けない身体づくり まぶたのピクピクは「肝」からのストレスサイン!?

Beauty 2020.04.14

病気というほどではないけれど、ちょっぴり気になる身体の不調や変化。その背景には「五臓」の機能低下が隠されているのかも? PCやスマホなどで目を酷使しがちなあなた、こんなお悩みはありませんか? 改善法を、中医学の専門家である尹生花先生に教えてもらいました。

 

目が疲れると、まぶたや目尻が勝手にピクピク動くことがあります。PCのモニターを長時間見続けるなど、仕事が忙しい時に発生しがち。モニターから離れてもピクピクがおさまらず、目元を温めたり、マッサージしても、なかなか改善しないんです。

 

尹生花先生

「肝」が弱ると、目元の筋肉に症状が出やすい傾向が。ピクピクがおさまらない場合、肝に繋がるツボを押したり、関節をパッティングして、肝そのものを養生することが大切です。

 

中医学において、筋肉、そして目という部位と深い関わりを持っているのが「肝」。PCやスマホで目を酷使している現代人は、肝の機能が低下しがち。肝が弱ると、今度はまぶたがピクピク痙攣したり、眼精疲労に陥るなど、目元の症状として表れやすくなる。

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© Bartek Szewczyk/Westend61/amanaimages

「肝は本来、生命活動に必要な『気』や『血』を、身体のすみずみまで届ける働きがあります。目元を直接マッサージするのもひとつの方法ですが、肝に繋がる関節のパッティングや、足の甲にある肝のツボを押して、気や血の滞りを解消してあげましょう」(尹先生)

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「肝」を養生するワンポイントケア

足の甲にある肝のツボ「太衝」をプッシュ。

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肝に関わる重要なツボが、足の甲にある「太衝」(たいしょう)。親指と人指し指の骨の間にあるポコンと凹んだ部分に両手の親指を添え、グーッと刺激しよう。気や血の滞りを正し、肝本来の働きを整えて。肝が弱ると発生しやすい、イライラの解消にも効果的。

肝に関係の深い脇の下をパッティング。

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肝に繋がる関節は「脇」の部分。左手をまっすぐに伸ばし、右の手の甲でパン、パンとたたくように20回程度パッティングを。反対側も同じように繰り返す。関節をたたくことで気の滞りを解消し、巡りを促して肝の働きをサポート。

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尹生花 Yin Seika
北京中医薬大学博士課程修了。医学博士。美容健康サロン「BHY」代表。中医学の深い知識に基づき、いち早く「身体の内側(五臓)と肌の相関関係」に注目。鍼灸や漢方アロマを融合した独自の施術や、生活習慣のアドバイスを実践。身体を根本から立て直すメソッドが、多くの女性に支持され、最近ではその普及にも力を入れている。近著に『みんなの臓活』(ワニブックス刊)
www.bhy.co.jp

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illustrations:NAGISA HAMADA, texte:NAMIKO UNO

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