新しい時代、自由な私になるビューティTIPS＜秋編＞ 心地よいメイクのキーワードは「透明感」。

占星術の世界で「新しい時代の幕開け」とされる2020年。世界はこれまでの価値観から脱却し、ひとりひとりが、より自分らしく生きる方向へとシフトしようとしています。

そんな時代を自由に生きるためのヒントを、ヒーラー・星読みのyujiさんに教えてもらい、そのメッセージを読み解いたメイクアップアーティストのMichiruさんがビューティアイテムをセレクト。今回は9月22日の秋分から12月21日の冬至までの時季に合うメイク、スキンケアやボディケアアイテムを紹介します。

脱セオリーのメイクで、自分の長所を引き立てる。

MICHIRU（メイクアップアーティスト・ビューティディレクター）

yujiさんが語るような「Me 100％」時代は、メイクも「透明感」を重視して、隠すよりも、自分の肌やパーツを引き立てる意識を持ちたいもの。セオリーに縛られた価値観やメイクのステップから一度離れてみるのも手です。

ベースメイクには、もともとの血色を生かすようコントロールしながら、スキントーンを軽やかに仕上げるアイテムを選択。ファンデーション＝肌全体を覆うものではなく、仕込み色によって肌の色ムラをコントロールして立体感を出すもの、というような視点で選んでみて！　そうすることで、ファンデーションを使う量自体を減らすことができ、軽いタッチのものが心地よく感じられるはず。

バルマン2020年秋冬コレクションより。肌は、ほどよくデューイ―で軽い仕上がりに。photo：IMAXtree/AFLO

今シーズンは新発想の軽やかなベースメイクが勢揃い。左：肌に溶け込むようなみずみずしさで、スキンケア後のようなツヤ肌に。ザ スキン リキッドファンデーション ロウ SPF20・PA++ 30ml 全7色 ￥5,000/コスメデコルテ　左から2番目：目の下から頰骨の三角ゾーンの色ムラを整え、透明感や血色感を仕込むカラーコンシーラー。ムード パレット 01 ￥4,400/セルヴォーク　中央：保湿成分、トーンアップ、カバー力、プロテクション機能を兼ね備えた見た目もユニークな一品。タン クラリフィック マーブル コンパクト SPF50・PA+++ 全2色 ￥7,810/ランコム　右から2番目：軽いつけ心地で素肌っぽく仕上げながら、くすみや凹凸、毛穴もカバー。カネボウ　フュージョンフィット　ウェア SPF27・PA++ 30ml 全8色 ￥6,600、右：ツヤを与え引き締まった印象をもたらすブラック、いきいきとした血色感を生むレッド、肌を明るく柔らかく見せるホワイトの3色は、化粧下地ながら混ぜて使用することができ、色だけでなく質感までコントロールできる。カネボウ　パフォーミング　ドロップ 全3色 25ml ￥3,300/以上カネボウインターナショナルDiv.

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まだまだ継続しそうなマスク生活の中、引き続きアイメイクはポイントに。目元にもやっぱり「透明感」は不可欠です。質感としては、パウダーよりもツヤ感を出しやすく陰影を表現しやすいクリームタイプがおすすめ！　指でのばしてカジュアルにつけても、皮膚を隠蔽することなく、濃淡を表現しやすいですよ。

イザベル マラン2020年秋冬コレクションより。目元にツヤと透明感を纏い、フレッシュな印象。photo：IMAXtree/AFLO

左：パレット左上、クリーム質感のホワイトをベースに、色味を抑え、質感のレイヤリングで抜け感ある印象に。ヴォランタリーベイシス アイパレット 08 ￥6,820/セルヴォーク　中：4色ともにクリームテクスチャーのシャドウが、まぶたを透かして、どんなふうに組み合わせても洗練の仕上がり。ディメンショナルビジョンアイパレットアリー 01 ￥7,150/スリー　右上：バームのような新質感で、濡れたようなツヤを。みずみずしい深みのあるオレンジ。ザ アイシャドウ ティント 001T、右中：熟れたプラムの果汁感。同 003T、右下：雨に濡れたローズのようなアンニュイさ。同 002T 各￥2,200/以上アディクション ビューティ

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マスクで口元が隠れていても、リップで装う心意気は忘れたくないもの。便利なティントタイプに新しいエッセンスをプラスして、快適で洗練された唇を。リップは一度塗ってティッシュオフし、上から平筆にとった透明パウダーをさっとはたくようにつけると、マット質感に仕上がってマスクにも色が移りにくくなります。

左：靄がさすようなふわりとした発色の小豆色。コンフォート リップ フルイド フォグ 01 ￥5,500/スック　中：グリッター入りのモーヴピンクは、大人っぽい可愛さ。タトワージュ クチュール ベルベットクリーム 213 ￥4,730（限定発売）/イヴ・サンローラン・ボーテ　右：ミステリアスなマーブルカラーは、唇のpHで変化して透明感あるベリーカラーに。パルファム ジバンシイ ランテルディ・リップスティック 21 ￥4,400（限定発売）/LVMHフレグランスブランズ

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スキンケアはこの秋、日本のオーガニックブランドに注目。国産ならではの植物の力がぎゅっと「凝縮」された精油は、身体の中にもとからある美しさや健やかさを引き出してくれます。

思わず深い呼吸をしたくなるような香りを味方に、日々のお手入れの中で自分の内面と向き合って対話をすることで、スキンケアタイムがより豊かになり、身体にも心にも潤いを与えてくれるはず。

左：目元にハリと弾力を与え、スキントーンまで明るくいきいきとした印象に。クレセント アイ トリートメントクリーム 12g ￥17,600、左から2番目：年齢を感じやすいあごのたるみにアプローチし、すっきりと引き締まった大人の横顔をつくる。同 コントゥア トリートメントセラム 18ml ￥17,600/ともにイトリン　右から2番目：さらりとした軽いテクスチャー。デリケートゾーンもケアして、潤う身体に。インティメイト オイル 30ml ￥8,800/ワフィト　右：マルチに使えるライトなテクスチャーと、ウッディフローラルのユニセックスな香りが魅力。ジュース マルチオイル ライト＆スムース 60ml ￥6,600/ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア

Michiru
メイクアップアーティスト・ビューティディレクター
渡仏・渡米を経て、ファッション誌や広告、女優などのメイクを手がけ、化粧品の開発などにも携わる。フィガロの美のアンバサダー、ボーテスターとしても活動し、インナービューティを体現するライフスタイルも注目の的。今年は@iro.magazineのWEBサイトを計画中。
Instagram：@barbiemichiru

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