新しい時代、自由な私になるビューティTIPS<秋編> 「Me 100%」時代に向けて! yujiに聞くこの秋の過ごし方。
Beauty 2020.09.04
占星術の世界で「新しい時代の幕開け」とされる2020年。世界はこれまでの価値観から脱却し、ひとりひとりが、より自分らしく生きる方向へとシフトしようとしています。
そうは言っても「自分らしさ」とは……? その答えに確信が持てずにいる人も多いはず! そこで、これからの時代を自分らしく自由に生きるためのヒントを、ヒーラーで星読みのyujiさんに教えてもらいました。今回は9月22日の秋分から12月21日の冬至までの3カ月間にフォーカスした「秋編」です。
さらにyujiさんのアドバイスに沿って、この時季に「自分らしさ」を開花させるためのビューティ&香りのアイテムを、メイクアップアーティストMICHIRUさんとアロマデザイナーHaruna Semaさんがセレクトします!
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ヒーラー yuji が示す「冒険」と「解放」へのヒント。
熱く濃い、占星術的“当たり年”のクライマックス!
文/yuji(ヒーラー・星読み)
前回の夏編では、「冒険」と「既存の価値観からの解放」が夏至から3カ月間のテーマであるとお伝えしました。
そして、今回の秋分~冬至のテーマなのですが、正直に申し上げると「今回のテーマの設定ほど難しいことはないかも⁉」と思うほど、悩んで悩んで悩み抜きました。
なぜなら今年の運気の“目玉”のようなものの、ほぼすべてがこの時期に集約していて、それらをまとめようとすると「いったいどこから手をつければよいやら……」と、思考の迷路に迷い込んでしまったからです。
今年は占星術的に言うと”超当たり年”。そしてこの秋分からの3カ月は、いわば”クライマックス”とも言える時季。数百年に一度、数千年に一度レベルの天体配置もあれば、1カ所に異常にロングステイする天体もいたりして、ピックアップしていくと、どれもそれだけで数千文字書けそう。それほどに熱くて濃いものが勢揃いしているのがこの時季の星廻りですから、自分が言うのも変ですが、星の交差点で迷子になるのも当然かもと思えてきます。
そういった状況から「どうやったらうまく要素を抽出できるか」「今季のテーマとしてギュッと凝縮してお伝えするにはどうしたらいいのか」をずっと考えていましたら、灯台下暗しではないですが、なんとこのセンテンスの中に、今季のテーマとなるべき”真なるもの”を見つけたのでそのままお伝えします。
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自分の純度を高めるための時間を。
前置きが長くなりましたが、今季のテーマとは「凝縮」です。濃縮、と言い換えてもいいかもしれませんが、とにかくお伝えしたいコンセプトのキーとなるところは「ギュッと密度を高めていくこと」と「輪郭線をはっきりさせていくこと」の2点。
そもそも「凝縮」とは単純に言ってしまうと、”気体が液体に変わる”こと。
つまり形、定型をもたない空気(この場合は蒸気)に何か(気温を下げる等)を加えると、液体となることを指します。
季節的にも秋分から冬至にかけて気温がグッと下がり、晩秋から冬にかけては動物たちは冬眠に入り、植物たちは紅葉し、来春に向けての準備を始めていきます。私たち人間は冬眠はしませんが、その代わり自分の内面と向き合い、心との対話をすすめ、年始から9カ月間の内省を行う時季に入ります。
この間は外を見るのではなく、“Not Me”なものをリリースしていったり、自分らしくあるために必要なものをリサーチしたりと徹底的に自分を棚卸しし、ひとり作戦会議をして過ごすこととなるでしょう。
そうした濃密な内省時間を経て、やっと得られる純度の高いあなたらしさのエッセンス。その“Me 100%”のエッセンスが、時が深まり冬至に向かうにつれて、“リアルな何か”として世に形を持った存在として現象世界にその姿を見せてくる。それがこの秋分~冬至期間に起こることであり、星が導く我々が目指すべき航路なのかと思います。
yuji
ヒーラー・星読み
香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤めるも、ヒーラーとしての宿命に導かれ東京での活動をスタート。現在は個人鑑定、講演、執筆など幅広い分野で活動。近著に『yujiの星読み語り』(ワニブックス刊)がある。
Twitter:@yujiscope