生理不順、婦人科に相談する基準は?

Beauty 2021.06.16

生理が予定日より4日早く来た。かと思えば翌月は1週間遅れたり、来なかったり...。不順の原因は何? 医者に行くべきなの? 2人の婦人科医の意見を聞いた。

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生理不順の原因は? 専門医に相談するべき? photo : Getty Images

ここ数年は生理の周期は正常だったのに、急に乱れてしまった。遅れたり、周期が短くなったり、生理が来なかったり......。なぜ? 気になるし、心配にもなる。

心理的な影響もありうる

「生理が遅れたり周期が不順になったりするのはよくあることで、多くの場合は自然な現象です」。こう説明するのは“ジュジュ・ラ・ジジ”という愛称で『楽しく気楽な婦人科ガイド』(1)を執筆した婦人科医。「でも3〜4周期以上も不順な状況が続いたら、婦人科医に相談したらいいでしょう」。その場合は、血液検査やエコーなどの検査を行う必要があるかもしれない。

また、生理が遅れていたら、避妊している場合でも、まずは妊娠検査をしてみよう。もし妊娠していないなら、生理の遅れや周期の不順の原因はいくつか考えられる。身近な人の死、親しかった人との別離など、精神的なショックを受けた時には生理が遅れたり1〜2回周期が不順になったりすることがある。

「脳と卵巣にはとても密接な関係があります」と婦人科医のエレーヌ・ジャクマン=ルヴェルヌ(2)は言う。「脳には脳下垂体と視床下部という2つの腺があり、これらが卵巣をコントロールし、それを受けて卵巣は生理周期を支配するホルモンを分泌します。激しい感情や大きな不安を覚えたとき、この連動に支障が起きる可能性があります」

生活リズムが変動する人、仕事が不規則で昼に働いたり夜働いたりする人もサイクルが影響されがちだ。「身体がリズムの変化うまく対応できず、体内時計が狂ってしまうこともあります」とエレーヌ・ジャクマン=ルヴェルヌ医師は説明する。

また、疲労も生理不順の原因となりうる。「身体が正しく機能するには、上質の睡眠が欠かせません。極度に疲れていると身体は正しく機能できなくなり、生理周期が乱れることがあります」。旅行中、時差ボケとともに生理周期が乱れる時があるのもそのためだ。

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過度なスポーツ

健康であるためにはスポーツをしたり身体を動かしたりすることは欠かせない。でも節度を保つことも大事だ。あまり知られてはいないが、過剰なスポーツも生理の周期を乱す原因の一つである。

「スポーツをしている最中、身体は脳下垂体内のプロラクチンの濃度を上げようとします。これが排卵機能に異常をきたし、周期が不規則になる、または生理が来ないといった現象が起きることがあります」とエレーヌ・ジャクマン=ルヴェルヌは解説する。

年齢も生理サイクルに影響を及ぼす。「生理が始まったばかりの女性は、周期が規則正しくなるまで時間がかかることがあります」とジュジュ・ラ・ジジは説明する。

閉経前の女性も月経周期が乱れることがよくある。また、胸が張るなどPMS(月経前症候群)の症状が強くなる人、出血量が徐々に少なくなる人もいる。

(1) Juju la gygy著『Guide gynéco joyeux et décomplexé』First刊
(2) Hélène Jacquemin Le Vern著 『Sang des femmes』In Press刊

text : Kassandre Fradelin (madame.lefigaro.fr)

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