サルマ・ハエック、胸が大きくなったのは閉経が理由⁉
Beauty 2021.06.25
現在54歳のサルマ・ハエックが、米現地時間23日に放送された「Red Table Talk」に出演し、更年期について赤裸々に発言。囁かれている“胸のお直し”疑惑についても率直に切り出した。
サルマは、閉経が起こる更年期の初期段階で初めて医師を訪ねたときに聞いた、更年期障害における潜在的な症状にショックを受けたと語る。
「(医師からの)質問が怖かったわ。彼らはこんなことを聞いてくるんだから。『耳に毛が生えているか』『口ひげやあごひげが生えているか』『イライラしやすいか』『理由もなく泣いたりするか』『急激に体重が増えて、何をしても減らなかったりするか』『背が縮んでいないか』さらに挙句の果てには、『アソコは乾いていますか?』なんて聞かれたりもしたわ」
しかし、サルマが経験した症状の中に、医師からは指摘されなかった意外なものがあったという。
「胸がすごく大きくなったの。逆に小さくなる人もいるのよ。体重が増えると胸が大きくなる人もいるし、子どもを産んで授乳すると胸が大きくなって元に戻らない人もいる。さらに更年期に閉経するとまた大きくなるケースもある。そして、私はたまたま、すべての段階でそれが起こった女のひとりなの!」
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また、身体の変化により、美容整形を受けたと思われたことも付け加えた。
「多くの人が、私が豊胸手術を受けたと言うけれど、それを責めるつもりはないわ! 私の胸は小さかった。身体の他のパーツにしてもそうだったわ。でも、胸はどんどん成長したの。何度も何度もサイズが変わっていった。そして、私の背中は胸の急激な変化によって、とても苦しんでいる。こんなことが起こるって話す人はあまりいないわね」
また、サルマは年を重ねるごとに味わってきた気分の落ち込みやほてりについても言及した。
「その瞬間に気づいたら、深呼吸をして、『大丈夫、そのうち過ぎるわよ。いまは我慢するとき』と自分に言い聞かせるの。ホットフラッシュは楽しいものではないわね」
「女に賞味期限なんてないわ。そういった考えは手放すべき。なぜなら何歳になっても私たちは頑張れるのだから。何歳になっても自分の力を発揮できるし、何歳になっても夢を追うことができるし、ロマンティックでいられる。私たちはいま自分がいる場所で、愛される権利があるの。ただ子どもを作るためにここにいるのではなく、男を甘やかしてベビーにするためにいるのでもない。周りにいるすべての人に奉仕するために存在するのではないわ。子どもがいなくなったら、女としての賞味期限のように思われているみたいだけれど、これは何世紀にも渡って続いてきた誤解でしかないのよ」
Instagramでも、ハリのある見事なバストを堂々と披露するサルマ。サルマのポジティブな言葉には、年を重ねることを不安に思う同性へのエールが込められている。
photography: REX/AFLO, text: Eriko Kiryuin