キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、地毛はカーリーヘアだった?
Beauty 2021.09.30
『シカゴ』の主演女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、普段の滑らかな髪とはほど遠い自然体のヘアをインスタで公表した。
2019年に撮影されたキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。photo:Abaca Press
『シカゴ』(2002年のロブ・マーシャル監督作品)に登場したキャサリン・ゼタ=ジョーンズの短い前髪のおかっぱスタイルは多くの人の記憶に刻まれている。長い滑らかな漆黒の髪でレッドカーペットに現れたこともあるし、セレブが好むウェービーな髪を披露したこともある。しかし彼女は自分のナチュラルな髪を見せることはほとんどなかった。今回、それをインスタでやってのけた。細かいカールがかかった髪が(ほぼ)ノーメイクの顔の上に流れるようにかかる姿を公表した。
マイケル・ダグラスの妻であるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。彼女はフォロワーにコメントとしてこんな質問を投げつけている。「今日、あなたの髪はどんな感じ?#doblondeshavemorefun(ブロンドの方が人生楽しいのか、という意味)」このハッシュタグは茶色の髪の女性を勇気づけるもの。同時に全ての女性に向けて、自分の自然な髪を受け入れ、映画産業、美容界、ファッション業界が押し付ける美の基準から解放することを呼びかけるものだ。
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翌日、キャサリン・ゼタ=ジョーンズはかつての姿をアップした。こちらは多少ブロンドっぽい、キャラメル色の髪を披露したものだ。
この写真はジョージ・クルーニーと共演した『ディボース・ショウ』(2003年コーエン兄弟)からのひとコマで、黒みがかった髪を明るくするためにブロンドのハイライトを入れている。自分もこのトレンドに追従したひとりだったことを明らかにした。
51歳になったキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、サルマ・ハエック、グウィネス・パルトロー、ジェニファー・アニストンなどの同僚と同じように、堂々と自分の自然な姿をSNSで見せている。それをレッドカーペットの上にまで持ち込む女優もいた。映画界の有名なダークブラウンの美女、アンディ・マクダウェルはエージェントの反対をよそに、7月に行われたカンヌ映画祭にグレーヘアで登場。SNS上では彼女らの勇気を讃えるコメントがあふれ、新しい傾向を歓迎している。勝負はどうやら彼女たちの勝ちと出たようだ。
text:Justine Feutry