ゼンデイヤがイメージ一新、ボウルカットに変身した理由は?
Beauty 2021.10.16
ミレイユ・マチューやミレーユ・ダルクに続いて、ゼンデイヤはあえてこの大胆で魅力的なレトロなヘアスタイルに挑戦した。しかし、彼女のヘアスタイルのファンもご安心を。このヘアカットは撮影の間だけなのだから。
「In Style」誌の撮影中のゼンデイヤ。photo : Instagram Officiel ppiccioli
ゼンデイヤはどんなヘアメイクも恐れない女性のひとりだ。彼女が自然なカールヘアでいようが、スーパーロングのブレイズヘアをしていようが、ボリュームある巻き毛のシニヨンをしていようが、確実なことはただひとつ。決して失敗しないことだ。そのため、「InStyle」誌のチームは、さらに一歩進んで、多くの人を驚かせるようなレトロな髪型で撮影してほしいと依頼した。
実際には、ミレイユ・マチューやミレーユ・ダルクがアイコンとなっている有名なボウルカットは、全世代にとって、好ましく映るというよりも、子ども時代のヘアカットのトラウマの代名詞のようになっている。一方で、この丸みを帯びたボブと前髪の組み合わせは、定期的にランウェイにも登場している。
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ゼンデイヤは、彼女がミューズを務めるヴァレンティノのドレスを着た写真撮影のために、いつものブラウンよりも蜂蜜のような色合いの強いウィッグを使用している。本誌の別のカットでは、このボウルヘアをショートの前髪付きボブに変えており、非常にグラフィカルな印象を与えている。
さらに、片側がストレートで、もう片側がウェーブになったアシンメトリーな髪型にも挑戦している。
要するに、この女優は楽しむことを恐れないのだ。それは彼女のメイクアップにも言えることであり、グリーンのアイシャドウにイエローをハイライトのように少しだけ入れたり、アイライナーのダブルラインをホワイトで塗りつぶしたり、非常にグラフィカルだ。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『Dune /デューン 砂の惑星』と『ユーフォリア / Euphoria』シリーズの間に、同世代で最も有望な女優のひとりとしての地位を確立しつつある彼女が、またしても見事な活躍を見せてくれた。
text: Justine Feutry, translation: Shiho Tatsugami